2006年4月

3月 よもだ亭日乗 目次 5月

4月1日(土) 

 2月に続いてふたたび川崎に泊まってみた。夜はラ・チッタデッラの中のイタリアン。『東京ベリーニカフェ』と同じ系列店でメニューも共通するものがある。パスタが生麺だったりするが、生麺にする必然性は感じられず。好みとしてはあくまで『ベリーニ』の方がいい。デザートが残り少ないのですぐそばのスタバへ移動。

4月2日(日) 

 昨日と同じスタバで朝食。そして鎌倉へ。駆け込みで桜を見に行く。天気がちょっと心配。
 大仏さんによもだ7周年のご報告。そして11時に開いたばかりの『以志橋』でお昼。そばを食べるのもずいぶん久しぶり。辛み大根おろしそばと、とろろそば。
 桜が満開の段葛を歩いて、スペイン料理『ボデゴン』のランチを覗き、八幡にもお参りをしたあとで、北鎌倉へ。線路沿いの道で落語をやっているお兄さん。ほとんど誰も聞いていない。明月院までの通りも桜。人通りが少なく『茶寮風花』も静か。昨日はお天気が良く、てんてこ舞いだったとのこと。年が明けてやっと4月に鎌倉詣で、梅は見られなかったというと、マスターが、店の裏にまだ一本咲いている紅梅を教えてくれた。
 明月院を訪ねたあと横浜へ。今日はみなとみらい泊。入学式があったのか、ピカピカの大学生と親御さんがたくさんいる。
 ホテルにチェックインをして、さて夕食をと思って外に出たらものすごい暴風雨。みなとみらい3ホテルの中でも今日のホテルは、どこへ行くにも外へ出なくてはならない。傘をさしていては前にも進めず、すぼめ加減でなんとかワールドポーターズへ。入り口でタオルを配っていた(用意が良いのに驚いた。よくあるのか?)ので、借りて服を拭く。
 以前にも入ったことのある『Gara横浜』へ。記念日のお祝いに、調理ライブのメニューを選ぶ。 選んだライブメニューは牡蠣と菜の花のスパイスグリルと活きロブスターのハーブスパイス焼き。メニューでは牡蠣とホウレンソウのグリルだったのだが、お兄さんが「菜の花もありますがいかがですか」とクールに言う。「じゃそれにしてください」と答えるとにかっと笑った。他にはサモサ、サラダ、ナン。なんとインド料理の店でカレーを頼まず。
 乾杯をしていると、いきなりロブスターが活きた状態で登場。鋏が縛ってある。つつくとぴくりと動く。紹介されたあと、いったん引き揚げたのち、グリルのワゴンが登場。フライパンに油を入れて火をつけ、まだ温まらないうちにいきなり牡蠣を入れる。牡蠣がじゅうじゅういいだしたら、小皿に入ったたくさんのスパイスを指でつかんでふりかける。いい香りがする。菜の花とともに焼き上げて皿に盛る。牡蠣は6個。ぷっくりしておいしい。後の油をナンにつけようと思って残したおき、下げようとするおじさんを2回くらい撃退したのだが、3回目くらいに力尽きて持って行かれた。ガーリックナンが来る。表面がかなり焦げている。ふわふわとぱりぱりの同居。さっきのロブスターがぶつ切りになって出てきてふたたびワゴン登場。やはり同じようにして焼き上げる。
 しっぽ、頭、鋏の3箇所に分かれて、それぞれが半分ずつになっている。しばし無言で食らいつく。こんどは残りの油をナンにつけて食べる。食後には焼きりんごとマサラティー。するとまたまたワゴン登場。これでマサラティーを作るという。担当のお兄さん(新人)の名前が紹介される。たっぷりの生姜を入れた湯を煮立て、シナモンをベキバキ折って入れ、茶葉を入れてしばらく煮立て、ミルクを注ぎ、蓋をして煮立ててからこしてポットに入れる。生姜の香りが強い。これでふつうのマサラティーの値段。焼きりんごは丸ごと1個で、バターとクリームとシナモンのソースがかかっている。
 もちろんお店の人は記念日とは知らないのだが、総出でお祝いしてもらったような気分だった。

4月3日(月) 

 『マウカメドウズ』でのんびりまったり朝食を取ったのち、みなとみらい駅から電車に乗り、途中オットと別れて亭主は仕事。

 一日の仕事が終わり、帰りに寄ったお店で注文しようと思ったら声がまったく出なかった。かすれもしない。

4月4日(火) 

 発熱。声出ず。

4月5日(水) 

 やっぱり声が出ない。しかし仕事はある。身体は比較的元気。しょうがないなぁと思いながら、声を出さずに仕事。やればできるもんだ。

4月6日(木) 

 今日も声が出ない。おとなしく寝ている。オットは散歩に出る。

4月7日(金) 

 耳鼻科に行ったら「風邪のときに喉を使いすぎた」と言われ、少し安心する。喉を安静にしてさえいれば治るとのことだが。今回のところはまじめに薬も飲むことにする。そしてお仕事。みなさんにご心配ご迷惑をかけ、ご協力に感謝。

4月8日(土) 

 今日も耳鼻科。土日も隔週でやっているのでありがたい。喉に薬をぬってもらい、吸入をする。あとは家でひたすらだんまり。
 いかに自分が今までよけいなおしゃべりをしていたかがよくわかる。

4月9日(日) 

 今日も耳鼻科。声の出そうな兆しはあるが、無理は禁物。そのあとオットと立川へ。モノレールで一駅のところ、根川緑道の桜を観る。葉桜もまた良い。またモノレールで戻ってきて『アフタヌンティー』でだんまり筆談。夕食は『菜香』で、今月のおすすめメニューを中心に。しっかり食べて薬も飲む。
 筆談すると、普段の会話とまた違ってきて、それはそれは面白い。

4月10日(月) 

 かすれ声で出るようになったが、やはり今日も声を出すのは控えておこう。ああ一週間。仕事の帰りに最後の耳鼻科。

4月11日(火) 

 今日の仕事の後半から声の調子が戻ってきた。助かった! 午後、新幹線に乗って大阪入りなのである。
 新幹線のなかでお弁当に持参した『しげやベーカリー』のパンを食べる。天気もよくないという予報なので、また風邪をこじらせないように、新大阪で大阪寿司を買い、ホテルで夕食。

4月12日(水) 

 ひとり慣れない大阪で、スタバをさがして歩いてスタバモーニング。今日は一日大仕事。出ない声を出す。夜は宿に近い『ミルチマサラ』というインド料理屋。ここは以前オットと大阪に来て歩いているときに見つけて、いつか入ろうと思っていたところ。知らない土地ではなぜかインド料理が安心する。レディースセットでカレーとタンドリー料理いろいろついた。もう一泊して明日ゆっくり帰る。

4月13日(木) 

 きのうとはまた別のスタバで朝食。外泊すると食事もつい量が多くなるうえに、薬を飲むのでついしっかり食べようとする。
新幹線でコーヒーとおにぎりを食べ、帰宅。明日からは声を出して仕事ができそう。

4月21日(金) 

 仕事のあと、オットと立川で待ち合わせ。端午の節句フェアで出ていた和菓子屋にずんだ大福を発見。久しぶりに『マユール』で夕食。帰りにまたさきほどのお店に寄って、ずんだ大福を買う。用意していたずんだ大福が売り切れて、まだ凍っているずんだ大福を出している。1時間ほどで食べられるという。帰ってゆっくりコーヒーを入れていたら、ちょうど食べごろ。今年はまだ成城石井のずんだ大福を見ていない(他の大福のパッケージも変わっていた)。

4月23日(日) 

 今日はなんと浜松で仕事。やはり浜松といえばうなぎでしょう。
 こだまのなかで、コーヒーと崎陽軒の栗月餅。崎陽軒に月餅があったとは。浜松まで約1時間半。新幹線ということをのぞけば、このくらいの移動はいつものこと。浜松も通勤圏内か!?  そして浜松でもスタバに入る。駅の周辺しか見られなかったが、大都会である。「東京から来れば田舎でしょう」と言われ、住んでいるところと比べてはるかに都会なので恐縮する。
 仕事のあと、駅周辺で駅弁を見てまわる。すごくお腹が空いている、というのでもないが、せっかくだから、やはりうなぎは食べておかねば、と思う。そこでコテコテでない、ひつまぶし弁当を新幹線で食べる。
 八王子でオットと合流し、休憩しながら夕食の相談。なかなか決まらない(そりゃそうだ)。そしてやっぱりいつもの『ベリーニ』。いつものように食べていたら大変だろうが、お腹にすなおに頼んだら、ブルスケッタ3種、ピザ(マルゲリータ)、バーニャカウダ(豆乳風味のディップ)となった。パスタは一品もなし。食後はケーキ(ズコット)1をひとつとコーヒー。
 定番デザートズコットも、少しずつ変わっているらしい。

4月30日(日) 

 きのう、近所に2軒目のベーカリーがオープンした。
 駅に向かう途中にあって、ちょっとまえなら、こんなところにお店作っても……というようなところなのだけれど、駅前にもコンビニができるようだし(なかったのですよ!)、この辺も少しずつ街らしくなっていくのかもしれない。
 さっそく買い物とお散歩をかねて、オットと偵察に。開店したばかりで、人の出入りも多く、スタッフもお客さんより大勢いて元気ハツラツ。だいぶ商品が売れてしまったのか、意外と少ないなぁと思っていたら「2時ごろにはまた全商品そろいます」とのこと。お試しに小さなパンを2つ買って、スーパーで買い物をしたのち、『しげやベーカリー』へ。さいきん、ブログもできて、さらにぐぐっと身近になった(「ハイ、しげぱんの時間です!」で検索してみてください)。お店も連休に入るので、お昼用と備蓄用のパンを買う。
 今日は枝豆を買った。台湾産で幕を開けるのがここ数年来の傾向。
 

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