人参サラダ

【材料】人参、レモン(人参2本に対してレモン1個がめやす)

【作り方】
●人参を洗ってグレイターの一番大きな穴でおろし、レモンを絞って混ぜる。

【メモ】人参の甘さが引きだされ、日がたつごとにおいしくなる。レモンはたっぷりかける。

【参考】『丸元淑生のシンプル料理』丸元淑生著、講談社、78頁



パプリカのサラダ

【材料】パプリカ3個に対してレモン1個

【作り方】
●パプリカを縦に切ってへた、種を取って3センチ角くらいに切る。
●底の広い鍋に重ならないように並べ、ふたをして弱火にかける。時々鍋をゆする。焦げ色がついて全体にやわらかくなったら鍋から出してレモンをかける。

【メモ】とても甘くて果物のよう。これもステンレス多層構造鍋を使用している。日持ちがするので安い時にまとめて買って作り置きができる。トマトや人参サラダと交替で、よもだ亭の朝食に登場多数。種を保存しているので、今年の夏からは自作のパプリカが食べられるかも。使用鍋はこちら。

【参考】『続 新家庭料理』丸元淑生著、中央公論社、114頁、「黄(赤)ピーマンの蒸し焼き」として掲載



豆のサラダ

【材料】大正金時豆あるいは白花豆1カップ、水は豆に対して2.5カップ、玉ねぎ2分の1個、人参の葉(またはパセリ)適量、カッテージチーズ(なくてもよい)適量、酢適量、オリーブオイル適量

【作り方】
●豆を洗って2.5倍の水に一晩(8〜10時間)浸ける。その水のまま鍋に移し、弱火で40分茹でる。
人参の葉、玉ねぎを細かく刻む。

●40分経ったら食べてみて、食べられる柔らかさになったら火を止め、煮汁からあげる。
●カッテージチーズ、酢、オリーブオイルでドレッシングを作り、豆、ドレッシング、人参の葉、玉ねぎを和える。

【メモ】レシピをよもだ亭風にアレンジ。玉ねぎは切れ味の鋭い包丁で切るよりはみじん切り用の道具を使った方がおいしいように思う。参考資料では大き目のサイコロ型に切ったりスライスしたり、いろいろ。豆の煮汁は冷凍しておいて、スープの出汁に使う。元のレシピどおりカッテージチーズを入れない方が豆の味が活きるような気がする。初めて作ったときからカッテージチーズを入れていたので、アレンジはまず基本通りに作ってからにしよう。くるみオイルで作ってもなかなかおいしい。



【参考】『丸元淑生のクック・ブック 完全版』丸元淑生著、文藝春秋、43頁他多数



煮豚(豚肉の紅茶煮)

【材料】豚肩ロース(ブロック)400から500g、ティーバッグ2袋、浸け汁(醤油大さじ4、みりん大さじ2、酢大さじ2、酒大さじ2)

【作り方】
●豚肉とティーバッグを鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて火にかける。


●沸騰したら弱火にして、灰汁を取りながら約40分煮る。竹串を刺して澄んだ汁が出れば大丈夫。

●調味料を煮立てて火を止め、肉を浸ける。

【メモ】モモ肉で作ると脂身が少なくてさっぱりしている。

【参考】『作りおきのおかず』ベターホーム協会、ベターホーム出版局、44頁



キャベツの漬物

【材料】キャベツ1個、塩(キャベツの重さの3%くらい)

【作り方】
●キャベツは外側を洗って4等分し、さらにそれぞれを3等分し、葉をばらす。塩を少量の水で溶かしてキャベツにまぶしてもむ。
●ボールにいれて数時間置いたのち、容器に入れて重石を載せる。


【メモ】もんですぐに容器に入れてもいいけれど、よもだ亭の漬物容器には収まらない。少し置いて余分な水分、塩分を逃がすのがよい、という説もある。冬なら1週間から10日くらいでおいしくなる。冬以外の季節にどうなるかは未確認。



大根酢

【材料】大根、酢、塩

【作り方】
●大根を薄めに切って塩を振って揉む。しばらく重しをしておき、水が出たら捨てて、味を見ながら酢を加える。

【メモ】作ってすぐに食べられるので、漬物がなくなって寂しい時に便利。


キャベツのオイル漬け

【材料】小さめの春キャベツ1個、オリーブオイル適量、塩少々

【作り方】
●キャベツを4分の1にしてから1cm幅くらいに切り、塩小さじ1を1カップの水に溶いてかけ、よく混ぜて重石をして半日くらいおく。
●手で水気を絞り、オリーブ油と酢適量をかけて冷蔵庫に入れておく。

【メモ】そのまま食べてももちろんおいしい。野菜スパゲティに入れてもおいしい。


カポナータ

【材料】茄子3本、きゅうり1本、パプリカ1個、玉ねぎ1個、干し椎茸(2個)、にんにく1片、生姜適量

【作り方】
●茄子ときゅうりはさいころに切り、塩をまぶしておく。パプリカと玉ねぎ、戻した干し椎茸同じくらいの大きさに切る。
●にんにくと生姜のみじん切りを鍋に入れ、オリーブ油を入れて弱火で加熱。切った野菜を入れて全体を混ぜる。
●干し椎茸の戻し汁を入れ、蓋をしてごく弱火で40分加熱。途中1〜2度かき混ぜる。塩、胡椒、バルサミコで調味。

【メモ】冷やして食べる。夏のおかずに最適。

【参考】


蒸し鶏

【材料】鶏胸肉

【作り方】包丁の先でところどころ穴を開け、塩と酒少々をまぶしてしばらく置く。鍋に入れて10分蒸す。冷蔵庫で冷やし、薄切りにして食べる。

【メモ】そのままおかずとしてタレをつけて食べてもおいしいし、冷やし中華やラーメンの具にも使えるかもしれない。


身欠きニシンの煮つけ

【材料】身欠きニシン1匹分、醤油大さじ2、酒大さじ2、山椒の実適量、昆布適量

【作り方】
●身欠きニシンを適当な大きさに切って、沸騰したお湯に入れる。油が浮いてきたらざるに上げ、水に入れてウロコや大きな骨を手で取る。
●小さく切った昆布を鍋に入れ、その上からニシンを入れ、山椒の実を少し入れてひたひたに水を張り、醤油と酒を入れ、落としぶたをして煮汁が少しになるまで中火で煮る。

【メモ】丸元さんは身欠きニシン1キロ(片身7枚)で作り方を紹介している。分量と出汁の作り方を多少よもだ亭でアレンジした。

【参考】『新家庭料理』丸元淑生著、中公文庫、22頁(出汁の作り方は89頁)


カッテージチーズと乳精

【材料】牛乳1リットル、レモン1個(または酢50cc)

【作り方】
●鍋に牛乳を入れて沸騰させ、火を止めてレモン汁を絞り入れてかき混ぜる。
●ふたたび火にかけて、沸騰したら火を止める。かき混ぜないでそのまま分離してくるのを待つ。
●ガーゼで漉して水気を絞り、おもしをして約1時間置く。


【メモ】参考資料には「漉した水は砂糖を加えて飲んだり植木の肥料にする」とある。よもだ亭ではもっぱらこの乳精をスープのストックなどに活用している。味噌汁に入れると味がまろやかになる。

【参考】『インド家庭料理入門』ロイチョウドゥーリ・ジョイ、邦子著、農文協、76頁



りんごジャム

【材料】りんご適量

【作り方】
●りんごの皮をむき、小さく切って鍋に入れ、ふたをして弱火にかける。ときどきふたを開けてかき混ぜる。

【メモ】参考資料にもあるように、ステンレス多層構造鍋を使うと水を加える必要がない。味も抜けない(それどころか甘みが増す)ので、砂糖もいらない。使用鍋はこちら。


【参考】『続 新家庭料理』丸元淑生著、中央公論社、113頁



めんつゆ

【材料】昆布、鰹節、酒、みりん、しょうゆ

【作り方】
●鍋に昆布を入れ、酒1、みりん3、しょうゆ5の割合で入れて火にかける。
●沸騰したら弱火で5分。鰹節を入れ、さらに5分。
●ざるでこして瓶に入れて冷蔵庫に入れる。適当に薄めて使う。

【参考】『一年間10万円 つくる、食べる、もてなす 365日全記録』魚柄仁之助著、講談社、44頁


万能タレ(ヤンニョンジャン)

【材料】ごま油大さじ2、すりゴマ大さじ3、醤油大さじ3、みりん少々、すりおろしにんにく少々、粉唐辛子少々、きざみねぎたっぷり

【作り方】ねぎ以外の材料を混ぜるだけ。ねぎは食べる直前に混ぜる。

【メモ】素麺にかけるといくらでも食べられる。元気もわくような気がする。


ザワークラウト

【材料】キャベツ小半個(500g)塩小さじ2(10g、2%)ディルシード小さじ1

【作り方】
●キャベツはよく水洗いし、5mm巾程のざく切りにする。
●ボールに入れ、塩を振りよく揉む。
●キャベツがしんなりしたら、漬物器にいれる。ディルシードはこの時点で入れてもよいが、強い香りがいやな場合は一週間後位か最後に入れてもよい。
●重石をして冷暗所で2週間(夏場なら7日位)。自然発酵し、酸味がでたらできあがり。

【メモ】途中あくが浮いてきたらこまめにとると苦味がでない。冷蔵庫で2ヶ月程は保存できるが、季節や気温により、表面に白カビが発生しやすいので、なるべく早く食べきること。

【参考】T.Usaさんのホームページを参考にしました。メモの内容もT.Usaさんのものです。


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