研究報告書 〜栗の渋皮煮〜

実験目的森の宝石 栗をおいしく食べる。
実験理由栗が好き。長く保存していつまでも食べていたい。
実験日2001.09.25-26 2001.09.30-10.02実験責任者よもだ亭亭主撮影よもだ亭亭主
実験内容
 皮をむくのが面倒と思われがちの栗。最近は専用の栗の皮むき鋏もある。拾ったりもらったり買ったりした栗を一晩水につけておくと、この鋏で皮を少しむいたあとは鬼皮が手でかんたんにはがせる。渋皮を傷つけないようにむくのがポイント。実の地肌が見えてしまうと、煮くずれることがある。
 写真:親戚から送られてきた栗→

 写真:栗むき鋏『栗くり坊主』
***むいたら一晩から一日水につけてあく抜きをする***

 翌日、水を替え、重曹を入れて煮る。数十分煮たてては水を取り替えまた煮る、これを二三度クリかえすこと二時間。

 宝石をみがくつもりで栗を洗う。
***ふたたび一晩水につける***

 砂糖は指定の分量どおりに。かつて初めて渋皮煮に挑戦したときは、砂糖をけちったので水っぽい渋皮煮になった。砂糖が多い方が栗の味もひきたつように思う(まあいっぺんに全部消費するわけではないのでご安心を)。  

 砂糖がとけたら栗を入れて紙の落とし蓋をして煮る。そのあと火をとめてそのまま冷まし、味をふくませる。そして栗を取り出して、煮汁を半分に煮詰めてから栗をもどす。
 保存容器を熱湯消毒して栗と煮汁を入れる(ワインなどを少しまぜてもおいしいらしい)。
参考お休みの日には保存食を作ろう』中村成子、日本テレビ放送網、頁

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