2005年10月

9月 よもだ亭日乗 目次 11月

10月1日(土) 

 新浦安でお仕事。ほとんど海にちかい川を越え、ディズニーランドも通りすぎる。そのあとホテルの和食レストランでおにぎり定食をごちそうになる。これは役得。さすがホテルのおにぎりは上品だが、味はおいしい。

10月2日(日)夏日だよ〜。

 久しぶりの終日デート。まだツクツクボウシが鳴いている。
 東京都美術館の「古代エジプト展」は本日が最終日。休日の最終日に美術館へ行くのは初めて。入り口に行列……5分待ち。すぐに入れた。
 天気がよくても朝晩は冷え込むと思って上着を着てきた。暑い。
 秋葉原に新しくできたヨドバシカメラや「アトレヴィ秋葉原」をのぞく。ヨドバシには本屋あり、レストラン街あり、秋葉原ビギナーにはおすすめ。「アトレヴィ秋葉原」はかなり狭く、ワンフロアに店舗が2つくらい。そのなかには『新宿ボンベイ』もあった。
 暑い中、休憩なしに秋葉原を歩きまわったので、新宿へ行き即夕食。さっき秋葉原で見た、そしてついこのまえも行った『新宿ボンベイ』へ。続くときは続くのである。今日こそはカブリナンにしようと思ったが、ゴマチーズナンの魅力に負けてしまった。ボンベイ・サラダは中華の蒸し鶏のような感じ。サグ・プローン、海老とほうれん草という組合せのカレーは初体験。大きな海老が2尾。しかも海老の出汁がよく効いていて不思議なカレーだった。たいていスパイスの風味が強くて、ふつう海老は食感をあじわうくらいなのに。ここのチャイはポット入りで、ゆうに2杯は飲めるのがお得。

10月3日(月) 

 移動の合間に渋谷のデパ地下、ベトナム料理屋のイートインで、牛肉のフォーセットを食べる(夕食)。セットにつくのは生春巻きとベトナム風ちまき。カウンターだけの狭いところだけれど、場所柄か女性客が多い。お持ち帰り用弁当を買って中で食べる人も。
 涼しくなったので再開しようとしていたアルファルファ、きのうの暑さでだめになってしまった。

10月4日(火) ビリケンさんまたね。

 この前買ったタンブラーが大活躍。学生時代以来、十数年ぶりに通る北千住の乗り換えルートにスタバを発見。まるで車にガソリンを入れるようにタンブラーにコーヒーを入れてもらい、ボックス席の快速電車でコーヒーをすする。
 今日から新米です。おかずは秋刀魚。

10月5日(水) 

 首都圏縦断。埼玉のスタバでハロウィングッズを見つける。ハロウィンといってもせいぜいかぼちゃを食べる機会が増えるくらいしか気にしていないのだが、骸骨に変装した熊(ベアリスタ)がとても気になり、連れ帰ることにした。応対してくれた店員さんも熊のようなお兄さんだった。
 スケルトンだから「スケル」君にしよう。本名はタ・スケルにして、西郷どんみたいに「タ・スケルどん」と呼ぶ。  横浜で『アンデルセン』のクルミブレッドとスタバのコーヒーで昼食。
 それにしても、タンブラーを持っていくと割引になるから(元を取ろうというつもりでもなく)ついつい寄っているけど、かえって高くつかないかな。最近、スタバ株も上昇しています。

10月6日(木) 

 終日我が家。そして家のたまった仕事を片付ける。クリーニングに出した服を取りに行くだけのつもりが巨峰を買って帰る。オットは『しげやベーカリー』へお昼のパンの調達。
 帰り道、コオロギの鳴き声が三三七拍子に聞こえてきた。

10月7日(金) ビリケンさんを追いかけて

 仕事のあと、新横浜でオットと待ち合わせて新幹線に乗る。待ち合わせ場所で飲み物を買おうとしたら、スイカが使えない。お店のカラーもどこかちがう。改札を抜けるとそこはJR東海だった。
 お昼は家から持ってきたしげやのパン。オットは食べて来ている。渋谷でもらったむき甘栗の試供品をおやつに食べる。
 チェックインしたのち、2年前に来たなつかしい場所を探索。あのときは寝台急行銀河で早朝に大阪入りし、右も左もわからないまま地元の喫茶店に飛び込み、自宅の居間のようなところでモーニングセットを食べたのだったがその店もあった。90円や80円という自動販売機がある(のちに60円も発見)。
 夕食は以前入ったイタリアン。慣れない土地なので、見つかってほっとする。雰囲気はかなり気取っているが、テーブルに割り箸が出ている。前菜五種盛り合わせ、パスタを絡めた海老のフリット、サンマと秋茄子のフレッシュトマトソース・スパゲッティ、パンの盛り合わせ、小海老とホタテ貝のクリームソース・ホウレンソウの自家製タリアテッレ、ビールとグレープフルーツジュース。パスタを絡めた海老のフリット、注文したつもりがし忘れていて、途中で追加。頭付きの海老が4尾、パスタが縦横無尽にからんでいる。箸があってよかった。
 デザートも食べずに店を出て、心斎橋筋商店街、戎橋筋商店街をひたあるき、なんばへ出る。そこでひきかえし、大阪まで来ておきながらスタバで秋の新作デザートを食べる。
 戻ってくる途中、だんだん店が閉まって人気がなくなってゆく。歩いてホテルまで戻るつもりがさすがに疲れて一駅ばかり地下鉄に乗る。

10月13日(木) いくらなんでもそろそろ冬物を……

 ○終日我が家。そして家のたまった仕事を片付ける(ここまで先週の木曜とほぼ同じ)。
 ○愛用のCLIE、調子が悪くてもないと困るので大阪までは持っていったが、思いきって修理依頼をする。買ってから約2年、ちょうど1年前にもいちど修理に出している。もう製造なんてとっくにやめているし、中古もなかなか手に入らないので貴重。不在の間はオットの先代クリエを借りることにする。
 ○家にいると不思議と電話がかかってくる。かける相手もめずらしく在宅だったりする。
 ○お昼は先週に同じくオットが『しげやベーカリー』でパンを調達。食べたパンも同じ。日によっても味がちがうのは手作りだなぁ……。
 ○今日はバス通りの閉店した元寿司屋だったところにできた四川料理の店がオープンする。近所の元そばやも別のそば(うどん)屋に改装中。
 ○おやつはいただきもの(いつか11日参照してください)の和菓子。あけぼののもちどらと壽堂の黄金芋。
 ○夜はさつま芋とエノキダケをご飯に炊き込む。それから岩国れんこんのブレイズ

10月14日(金) 

 夕食はまえにいただいた丸善のハヤシライス、「新厨房楽」シリーズのハヤシポーク(缶)。そしてマッシュポテトにアボカドとすだちを和えたサラダなど。

10月15日(土) 

 横浜で初仕事。今日のことを考えてきのうはなんとなく緊張していたが、やってみたら楽しかった。横浜の『アンデルセン』でくるみブレッドを半分買っておいた。かたまりごとほおばるつもりで。午後から雑用仕事。職場でお客様からいただいたイデミ・スギノの焼き菓子のおすそ分け。
 夜は『ブイトーニ』で 栗とベーコンのブルーチーズクリームソーススパゲティ。

10月16日(日) 

 昼飯前の美術館めぐり。エキナカでお茶をしながら大丸の開店を待つ。「巨匠 デ・キリコ展」。デパ地下で芋栗かぼちゃのキッシュや甘栗コロッケを見つける。
 八重洲地下街を歩いていると、店先に並んでいたコートが目に入る。晴雨兼用で2枚組になっている。2枚重ねても、それぞれを別に使ってもいいらしい。さいきん、少し腹が据わってきたのか、買わずとも着てみるだけは着てみようと思う。意外と軽い。値段もためらうほど高くはない。そこへ店員のおばさんの殺し文句「丈夫だからリュックをしょっても大丈夫ですよ」。色は、試着した抹茶色に決定。内側のは共通の黒。
 夕食は『とんかつ三太』。東口にいくつか新しいインド料理屋ができている。どこかオサレな感じの。
 三太ではまず、黒豚を確認。どちらもあるというのでヒレとロース。今日のロースは脂身にちとクセがあった気がする。そしていつもの貝柱とアボカドの釜盛りに、日替わりだし巻きも頼んでみる。だし巻きにはしらすが入っていた。食後のアイスクリーム(コーヒーも選べる)が栗のアイスだった。うれしい。意外なことに、ポークソテーもよく売れている。
 会計のときにおじさんが、黒豚の入荷は週に1回なので、土日あたりには売り切れることもあると言っていた。平日通いのころは、偶然にも入荷する日に来ていたので、品切れには遭遇することがなかったわけだ。

10月20日(木) 書ける日だけでも。

 やっと行けた美容院。できるだけ髪型が保つように、要望はこれだけ。10年もつきあっていればこれで事足りる。
 このまえ冬物を出したら処分してしまったのか、タンスがずいぶんお寒いので、UQへ寄った。寒さをしのぐのにあれこれこだわってもいられないので数点お買い上げ。犬を連れたお客がいてびっくり。ちなみここは食料品がメインのスーパーの上。
 新宿へまわってパンディナーのパンを『メゾンカイザー』で買う。栗入りのシャテーヌ、かぼちゃ入りのポティロン等。わりと好きな『アンデルセン』も、ここでは魅力がいまひとつ。お総菜のお店で去年見つけたさつま芋と栗とかぼちゃのキッシュ。今年も出ている。思いきって買う。それでもまだ厭きたらず、『アンテノール』に芋栗かぼちゃのモンブランがあったことを思い出した。にわかに『アンテノール』の場所はわからないしこの三つ巴はキッシュを買ったからいいとして、でもおやつに何かお土産を、とたまたま目についた『ア・ラ・カンパーニュ』でモンターニュ(つまりモンブラン)とタルト・オ・ショコラ・エ・ポティロン(かぼちゃのタルト)を買う。
 今日は芋栗かぼちゃの収穫祭。新種の呼びかけの焼き芋屋もご近所初お目見え。

10月23日(日) 牡蠣フライはこれから。

 「プーシキン美術館展」。
『菜香』にて発牡蠣。牡蠣の湯葉紫蘇巻きとサンマの蒲焼き風・花山椒の香りと、広島産牡蠣のフリッター・コチュジャンマヨネーズ添え。

10月25日(火) 

 おいしっくす(Oisix)より丹波黒豆の枝豆。

10月26日(水) よもだ亭仰臥漫録

 お昼。お腹が空かないなんてヘンなの、と思いつつ、くるみBOXを食べる。
 帰宅まえに電話「ご飯はお腹に優しいもの」とリクエスト。秋刀魚とおかずをすこしつついて、寝込む。

10月27日(木) おばあちゃんとの約束をキャンセル。

 お昼にりんご。りんご一切れ食べるのがこれほど大変だったとは。
 夕刻に残りのりんごと野菜ジュースを少し。昏々と眠る。

10月28日(金) 

 気力を振り絞って仕事へ。仕事まえにスタバで休憩。コーヒーが飲めない。ミルクって子供だけかと思っていたので「ミルク、大人でもいいですか」と聞いたらちゃんとスチームミルクというメニューがあった。それもちょっと舐めただけ。
 バス停まで迎えに来てもらって家についてそのまま寝る。多少寝疲れ。
 夕食は、玄米を少しだけお粥にしてもらう。それと梅干し。おいしい。
 オットはおいしっくす(Oisix)のピーナッツもやしを食べている。もやしマニアとしては食べたいけど今日は食べられない。

10月29日(土) 風邪じゃぁないみたい

 朝、少しヨーグルト。
 ずっと同じ姿勢で寝ているのはつらい。1時間ごとに起きて水を飲んだりトイレに行ったり。
 昼はオット外出。好物のくるみBOXを冷凍庫から出しておいてもらい、気が向いたら食べることにする。
 お昼にほんの3口。こんなに味わって食べたことあったか〜。
 そのときオットは『てんや』で牡蠣天丼(牡蠣4個、かぼちゃ、いんげん)。
 お昼にパンが食べられたことに自信を持ち、午後、残りを食べきる。
 夜はりんごとレトルトのお粥を買ってきてもらい、これまたぺろり。

10月30日(日) ちょっとだけ3日ぶりにコーヒーも飲んだ。味が激変。

 床払い。体を垂直にしてもつらくない。
 朝、すり下ろしたりんごとヨーグルトのミックス。無性においしくてついお代わり。すぐにお腹がひんやり。
 オットに手伝ってもらって積年の課題のお片づけ。体力がないので口だけ出す。病み上がりに片づけがしたくなる習性は昔からだが、なぜだろう。
 おとなしく、わたしは冷凍しておいた玄米をお粥にして食べる。オットは近所の元増田屋にオープンしたそば屋を視察して、かき揚げそばを食べてくる。
 午後も片づけが続いてなんだかちょっとした引っ越しをした気分。さすがに外食はまだできそうにないので、オットが近所にあるお弁当屋へ買い出しに行く。お弁当屋って職場の多い所にあるものだと思っていた。この住宅地で、土日も営業しているなんて、と思った。揚げ物は、注文を受けてから揚げるのだそうだ。おどろくほど安くて、お弁当としてなら味もまずまずのところ。これなら、ちょっと忙しいときお弁当にしてしまおうかな、という気分にもなるかもしれない。オットは牡蠣フライ(今年初!)、わたしは田舎豆腐のお弁当。まだちょっと油分がお腹に堪えるけど、食べられた。
 今日はちょっと体もお腹も張りきりすぎたか。明日からまた少しひかえめにしておくとして、よかったよかった。

10月31日(月) 

 仕事。どうやら普通に外出できそう。
 昼間は野菜ジュースのみ。コーヒーは控える。
 夕食のおかずはベビーリーフのサラダ、かぼちゃの煮物。和風のかぼちゃが食べたいとリクエストしておいた。つい、全部お皿に盛ってしまおうとするが、少しずつ。食べたければお代わりすればいい。結局そのまま。
 これでもいつもよりかなり少ないが、常備しているプレート(アルファルファ、ひよこ豆、人参サラダ)には手を付けず。

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