2005年1月

10月 よもだ亭日乗 目次 12月

11月1日(火) 

 きのう焼いたお芋を持って仕事へ。お昼はそれと野菜ジュース。
 少し遅めの帰宅。夕食はきのうのかぼちゃと、紫芋と舞茸の炊き込みご飯。すごい色。

11月2日(水) 夜はそのまま横浜泊まり。

 仕事前のスタバで豆乳のスチームミルク。ミルクといえばカップすべてミルクなので、それを豆乳にしてもらえるかなぁと思ったら、ラテなどとおなじように、プラス50円で豆乳になった。
 まだコーヒーを飲もうという気にならない。以前は、コーヒーを1日でも飲まなかったら禁断症状があったのに、今は何ともない。寝こんでいる間に通りすぎちゃったかな。
 2つ目の仕事は横浜。いつもなら2つ目のスタバへ行くのだが、ミルクもコーヒーも気分でないので、少し甘やかして『カフェラミル』ではちみつのレモンティーと栗のタルトのセット。お昼代わり。栗のタルトが大きく見えた。

 ホテルでオット待ち合わせをしている。改札を出ようとすると、オットとばったり。先にホテルへチェックインしているはずでは……? 電車に荷物を置き忘れたままホテルでくつろいでいたオット、気がついて駅に連絡を取って保管している駅まで取りに行こうとして改札に入ったところだった。いっしょにそのまま荷物を取りに行く。
 いったんホテルに荷物を置いて、何事もなかったかのように歩いて中華街へ。今日の中華街は空いている。

 『広東家庭料理 菜』へ。落ち着いた感じのモダンな空間。『菜香』や『悟空』と同じグループ。新鮮なお魚を好きな調理法で料理してくれる。
 メニューから蒸しておいしいのはどれ? と聞いて、赤ハタを蒸してもらう。おすすめ野菜の芥蘭は塩ニンニク味で。数限定という言葉に惹かれて蟹肉小籠包。それに焼き饅頭と梅菜蒸肉餅。これは挽き肉を薄く盛って蒸したもの。いつもにしては、ひかえめで、お腹に優しそうなものを選んだ。
 赤ハタが大きな皿にでーんと載ってきたので、思わず歓声が出る。「取り分けます」というのを断って、自分たちで解体開始。上には葱と香菜が載っている。しばらくは無言で食らいつき、ヒレや頭の骨のゼラチン質までしゃぶる。お兄さんが途中で皿を下げに来たが、「まだです」と追い払ってしゃぶっていた。
 心地よくお腹がいっぱいになり、おとなしくホテルに戻ればいいのだけれど、やはり気分はお出かけモード。萬珍樓のシルクロード通りにある茶館で、お茶と餡まん(亭主)、古式胡麻餡(オット)を食べる。餡まんは大きいので、オットに手伝ってもらう。
 今日の宿は中華街に近くてリーズナブルなビジネスホテル。

11月3日(水) 

 中華街に近くてリーズナブルなビジネスホテル。サービスの朝食は泊まった新館がおにぎり、隣の本館がパン。いつも朝食を食べない亭主、お腹の様子をみながらも本館でパンとコーヒー。
 朝の中華街を散歩。「横浜トリエンナーレ2005」の作品で山下町公園の四阿がプレハブで囲まれている。ホテル「會芳亭」に変身して、期間中、ほんとうにお客さんが泊めているらしい。
 チェックアウトして「横浜トリエンナーレ2005」のメイン会場山下ふ頭へ。第1回のトリエンナーレは2001年。次は2004年かと思っていたけど、次はどうかな。

 朝食のミニクロワッサン、ミニチョコクロ、ミニマロンパイが堪えたか、少しお疲れな亭主。オットは『カフェマディ』でパスタな気分だそうで、おつき合いしてみようと思う。赤レンガ倉庫まで歩くのはしんどいので、あかいくつという巡回バス(100円)で現地まで。
 カフェマディ・夏のテラス席は恐ろしく暑そうだったが、冬のテラス席も特に窓側は暑く、みんなすぐに席を移動する。ホタテ貝柱のジェノベーゼ、スパゲッティボロネーゼ。飲み物は紅茶とコーヒー。サラダが出る。なぜかわたしもスパゲティ。

 そして悲願の「工作船展示館」へ。悲願でもないけど、2回も休館日にあたってしまっていたから。
船内を指しながらマニアックな説明をするおじさんと、それを聞きながら「鉄板が薄いね」などとマニアックな感想を漏らす人々。「これはいいものを見た」と感激している人。携帯電話で「これおもしろいよ。見においでよ」と誰かを誘っている人。

 馬車道祭りを見に行くことにする。昼間なのに歩いているうちに方向を見失い(この辺りは夜によく歩く)、いつもの橋がはるか彼方にある。仕方がないので遠回り。
 馬車道は屋台で賑わっている。あの店のマダムやこの店の旦那、つまり馬車道の名士たちも自らテントの下で甲斐甲斐しく働いている。観光用に馬車も出ている。ガス灯をかたどった発光ダイオードのおもちゃを買う。
 通りすぎて伊勢佐木町の方へ。松坂屋1階に新しくできた『スパッソ』を偵察。ここまでどうやって食べに来よう。そして松坂屋に素敵な屋上を発見する。
 『馬車道十番館本館』で休憩。おとなしく亭主はアップルティー、オットはカモミールティ。しばし会話を楽しむ。職場のお土産にガス灯サブレをお買い上げ。

 歩いて中華街へ行こうと思ったら、雨がぱらついてきた。馬車道へ来ると雨が多いのだが、今日は何といっても11月3日だし、と思ったらやはり降った。「ホテルヴィラ會芳亭」の中を覗く。四阿の中にベッドだけがぽつんと置いてある。仮設のトイレとバスもある。これがいつも公園にある四阿とは。宿泊費は2000円とか。宿帳には「寒かった」と書いてあった。
 候補をいくつか見て歩いたあと、最後に行き着いた『萬珍樓點心舗』にしてしまう。
 快気祝い。蒸し鶏(小)、地鶏の塩魚炒飯、牛肉きしめん包み(腸粉)、蒸し焼き餃子、生ビール、酸梅湯。今日は病み上がりの反省で控えめ。前に食べた地鶏の塩魚風味チャーハンがとてもおいしかったのでリクエストしたのだが、前回の方がご飯がぱらっとしておいしかった。
 ひかえめな注文だったのでもう一声、ということで、有機かぼちゃのブリュレと天津栗とさつまいものミルフィーユを頼む。ここでデザートは初めて。ミルフィーユは、見た目が2色のサンドイッチパンを重ねたようで、食べてみるとふわっととろけそう。山芋を使っているのかな。
 ここでもお土産を買って帰る。

11月4日(金) 

 仕事へ。先週の今日は大変だった。
 スタバで豆乳のカフェミスト。まだストレートでコーヒーを飲むのが心配。店によってカフェミストを豆乳に変えた場合の料金がちがうのはなぜ。
 今日は楽しく仕事をし、お土産を持って事務所へ。なんか海外旅行へでも行ったみたいなお土産だと言われた。
 夕食のおかずは岩国蓮根のブレイズ

11月5日(土) 

 ふたたび仕事で横浜。横浜へ行ける回数が増えてうれしい。仕事前のスタバ、久しぶりに本日のコーヒー。が、しかし、飲みきれず。「コーヒー、弱くなったなぁ。年かなぁ」。 終わったあと、ついついひとりでデパートめぐりをしてしまう。『茶語』で、ベトナム風冷麺。このお店、いつのまにか増えているのね。
 『アンテノール』でイモ栗かぼちゃのモンブラン、抹茶モンブランを買ったよ、と電話を入れ、帰宅したら夕ご飯まえ。買ったときがおやつ時だったなぁ。紅茶を入れて堪能。
 夕ご飯は気持ち、ほんのちょっとだけ。

11月6日(日) 

 亭主は先週に引き続き、ひとりでお片づけ。
 オットはひとり「北斎展」へ。
 夕方、新宿からオットが電話をかけてきたので、到着時間に合わせて普段着のまま駅へ。『サンガム』へ。
 タンドリーチキン、モモ、マトンラダ(初)、プラウンマサラ、バターナン、イエローライス、生ビール。サービスで煎餅が出る。マトンラダは少し辛いカレーで、マトンの塊が入っている。ご飯によく合う。プラウンマサラはナンによく合う。チャイ2つ追加。チャイを飲んでいたら、お兄さんが「サービスです」とデザートを運んできてくれた。メニューにないかぼちゃのデザートだという。「何が入っているんですか」と尋ねたら「いろいろ」。厨房からミキサーの音が聞こえてきたのはこれだった。かぼちゃ、ココナッツミルク、お米も入っていたと思う。

11月7日(月) 

 今日もストレートのコーヒーは回避。豆乳カフェミスト、やはり店舗によって料金の解釈がちがうのか。
ここの店は他の店舗とちょっとちがったサービスを展開している。てっきり雨の日だけかと思っていたテイスティングサービス(シュガードーナッツとコーヒー)があった。ちょっぴりだからいただく。お腹は順調に回復の兆し。
 帰りに新宿へ寄り、ハンズで手帳とカレンダーを買ってから、『ベルグ』ベルグブレンドを買う。きのうオットが行ったときは売り切れだった。今日も200グラムのは売り切れていて、100グラムが2袋のみ。100グラム入りは割高なので、2つ買うから、と言って200グラム入りの値段に値切ってしまった。
 食後にコポコポ……と入れる。バウムクーヘンと一緒に。お腹は懲りないなぁ。元気でありがたい。

11月8日(火)

 ドトールで和栗のモンブランを発見。見ただけ。

11月9日(水)

 帰宅すると良い匂い! 久しぶりにオット製カレー。紫芋、バナメイ海老入り。市販のルーで作る、ジャパニーズカレー風。手作りで市販のルーの風味が出せる、ってほめるのは変な感じ。

11月10日(木)

 長野へ日帰り出張。
 八王子駅で待ち合わせをしている間に甲野善紀さんを発見。同じあずさに乗ったのかな〜。平日なので自由席でも坐れると思ったら込んでいた。岡谷で乗り換え。岡谷はうなぎ名物とな。海がないのに、と思ったけど、湖がありました。
 出張先でお弁当をいただく。コロッケとロールキャベツがメイン。仲間と何から箸をつけるかで盛りあがり、お節は何から食べるかに話題が発展する(わたしは栗きんとん)。そこで聞いた話。その友人の田舎では大晦日にお節を食べるらしい。
 仕事の後、『菓子庵 石川』(伊那市)のちいずくっきいとお茶をいただく。駅の売店で「ざざ虫」の缶詰を見る。他にも「蚕の幼虫」「蜂の子」「イナゴ」等々。蜂の子とイナゴくらいは知っている(食べたことはないけれど)。蚕は、「お蚕様を食べるの??」という感じ。「ざざ虫」は未知の世界。なんだろー、と仲間でワイワイ言っていたら、売店のおばさんが「貴重な蛋白源なのよ〜、ことしは少ないから貴重よ〜」と教えてくれた。ありがたくお話だけ拝聴。
 帰りのあずさで、仲間はビールと牛タン、柿ピー、わたしは缶コーヒーで乾杯。なにせ現地にいる時間より片道の移動時間の方が長かった。
 帰宅後、オットの待つ家でひかえめに夕ご飯。

11月11日(金) 

 しげやで栗のパンを見つけたというのでおねだり。食後のデザートは栗あんスイーツ。夕食のかぼちゃのポタージュもおいしかった。

11月12日(土) 

 『スパッソ』の、大人のナポリタン(新メニュー)。なぜかモンブランも。

11月13日(日) ベトナム近代絵画展を観る。

 昼は丸善のハヤシライスとオムライス。
夜は、とんかつ三太で牡蠣フライと、海の幸盛り合わせ(海老、牡蠣、帆立、カニクリームコロッケ)。二人で食べる今年初牡蠣フライ(オットは一足先に食べている。)

11月14日(月) おきもので、銀座へ繰り出しイタリアン。

 日は、きものを着てレストランで食事をする、という課題がある。朝、きものをあずけて仕事。今仕事のあと、仲間と一緒にきものを着てからレストランへ。おいしいイタリアンで楽しいひととき。会食が終わっても、いくらでも食べられそうな気がした。
 お帰りはそのままきものなので、みんな荷物を送ってできるだけ身軽に帰る。
 わたしは大荷物をかかえ、予約しておいたビジネスホテルへ。

11月15日(火) 

 きもの一式をホテルから自宅へ送る。そしてお仕事。夜帰宅。家ご飯。

11月16日(水) 

 首都圏縦断の日。大都市交通センサスの調査用紙をもらう。
留守中きものが帰宅。さて、いちどお手入れに出すとするか。

11月17日(木) 健康診断10分で終了。

 きものを洗いに出した経験がないので、きもののリサイクルショップをひらいている知り合いに相談した。いい悉皆屋さんがあるからうちへもってらっしゃいと言ってくれて大助かり。さっそく、おじゃますることにする。
 健康診断のあと、立川で、きものを持ってきてくれたオットと待ち合わせ、まずはスタバで休憩。チャイニーズセサミロールは肉まんの味。
 お店できものをあずけ、お店の中を見てまわる。久しぶりなので、あれもこれもどれも欲しくなる。素敵な羽織があった。きものはいちおうあるが、羽織はない。これは必要、とばかりにお買い上げ。  そして夕食は『菜香』で。季節メニューのかきたま、カキの豚バラつつみ、カキ炒飯。かきづくし。

11月18日(金) 

 久しぶりの、じゃがいもと長ねぎのサブジ

11月19日(土) 

 『スパッソ』の、定番メニューの子とベーコンのアラビアータ。サイズはナイショ。

11月20日(日) 

 日中、家で雑用をこなし、午後はお買い物。『珈琲倶楽部 田』で休憩。『ベリーニ』で夕食。
 トスカーナフェアというのをやっていて、予約のお客さんがたくさん入っている。いつもの窓際席は予約でいっぱい。家族連れも多い。
 ピザの「ベリーニ・クラシコ」を初体験(クァットロフォルマッジとハーフ&ハーフで)。半熟卵が載っている。さて、店員さん、この卵どうするのかなと思ったら、上手につついてベリーニ・クラシコの上で混ぜる。「お上手ですねぇ」と言うと、卵より、下の生ハムを切るのがけっこう大変だとか。では、何がいちばんカットしやすいかと聞いてみた。しばらく考えていて、マルゲリータだと答えた。こんど、ピザをカットしてくれる店員さんにアンケートをとってみよう。「あなたにとって、カットするのが苦手なピザ、得意なピザは?」
 かぶらぎ豚とホウレンソウの柚子胡椒風味のソーススパゲッティは品切れ。残念。スモークサーモンときのこのクリームソーススパゲッティはなかなか。
 まだ食べていないと思って注文したアボカドと蟹マヨネーズのブルスケッタ、先月も食べていた。ははは!

11月21日(月) 

 ひかえめに。

11月22日(火) ややひかえめに

 スタバのターキー&クランベリーサンドイッチ。パンの中にもクランベリー。

11月23日(水) それにしてもだ、銀座で食事をする方が安いなんて。

 『煉瓦亭』のカキフライ。ああ、やっと食べられた、と思ったら去年よりは早かった。
 オットと『スタバ』で待ち合わせのつもりが、地下鉄の階段をあがったところにオットの姿。店が混んでいたらしい。伊東屋でノートを買ってから、『煉瓦亭』へ。並んでいたけれど、回転は早いのですぐに入れた。
 今日は浮気をせずにふたりでカキフライ。ライスとパンの代わりに元祖オムライスをひとつ。店員さんはだまって取り皿を用意してくれた。注文を済ませ、待っていると「カキフライ売り切れです」という声が聞こえてきた。
 下着のように薄い衣をまとったカキフライはうまみたっぷり。オムライスもひときわおいしい。ここでカキフライを食べないと冬は始まらない。食後はいつものコースで『風月堂』へ。

11月24日(木) 

 坊ちゃんかぼちゃ。おやつの時間あたりから、どうやって食べようかと考える。中華風あんかけにするか、サブジにするか。ご飯どきになって「サブジ風あんかけ」をリクエスト。
 インド人もびっくり、中国人も真っ青の、不思議なおいしいおかずのできあがり。

11月25日(金) おかずはアボカドとトマトのサラダ。

 毎日、その日の分だけ玄米を炊くことにしてから、めっきりパンディナーの日が少なくなった。炊きたてはやはりおいしい。そして、玄米が底をつき、注文がまにあわないので今日は久々のパンディナー。
 渋谷の東急で久しぶりに『アンデルセン』の赤ワインブロート、そして『ラ・テール』の五穀のパンを入手。これだけじゃ少ない(種類が)かなと思って、途中、『マーメイドカフェ』でフロマージュレザンという小さなパンを入手。そして仕事でお使いにいった先で、近くの『メゾンカイザー』でついついお買い物。パン・オ・ボジョレーという旬なパンと定番のレザンノワを購入。
 パン・オ・ボジョレーは、ボジョレー・ヌーヴォーで生地を練って、そこかしこにソーセージがちりばめられている。同じワインのパンでも、こちらはおかずのような、酒のつまみのようなパン。これを食べるだけで、ワインとパンとソーセージが摂取できる。  いや、気まぐれに買いすぎたかなと思ったけれど、それぞれに個性があって飽きることがなかった。もちろんぜんぶ平らげたわけではなく、一部はしまっておきました。

11月26日(土) 

 伊藤園の「1日分の豆乳と緑黄色野菜」を飲んでみた。
 あなた、野菜ジュースなの、豆乳なの、どっちなの! 
 どんな色をしていたのだろうか……。紙パックだったので見ることはなかった。

11月27日(日) 洗いに出したきものを受け取るだけのつもりが……

 素敵な縦縞の小紋が待ち受けていた。
 仕立て上がりの新品で、黒の縦縞なんて、あまりに「粋」で、わたしなど手を出せないのだが、着てみたらまあぴったり。ちょっと気になっただけある。しばらく着たままお店の中で遊ばせてもらい、決めた。どんどん着よう。洗いに出したきものを引き取って帰るのを思わず忘れるところだった。
 オット多忙かつ食べ物在庫切れにつき、帰りに食料を調達。きものを買っておきながら、お総菜が「高い」、と、なかなか決まらない。ま、こんなときは、うちでは作ら(れ)ないようなものを買ってみる。カニクリームの白身魚オーブン焼きと焼き栗コロッケ。

11月28日(月) 

 スタバのパンプキンクランベリースコーン、サクッとした食感が好み。カボチャの味もする。いろいろなところでクランベリーを使った食べ物をよくみかける。季節なのですね。

11月29日(火) 

 柿をサラダにして食べるというのが、酸味のないくだものがあまり好きでないオットに好評。先日は、ドレッシングにカレー粉を加え、今日は水菜と一緒にバルサミコで和えた。

11月30日(水) 

 仕事のあと、宿泊先のホテルで待ち合わせ。ひさしぶりのみなとみらい。格安プランで。
 『Gara横浜』というインド料理の店。伝統的なインド料理だけはなく、守備範囲がとてもひろい。
 ポークサモサ(サモサも種類が豊富。小さめで中に柔らかく煮た豚肉が入っている。角煮まんのよう)は籐のかごに入ってきた。
 アボカドと小えびのサラダはアボカドの舟にパパドの帆を張っている。
 スズキの丸ごと窯焼き(お箸を出してくれる。醤油に似たたれがつく)。これはもうインドを越えている。淡泊な味。骨までしゃぶる。
 カレーは種類が少なく、バターチキンカリー、チーズなすキーマカリー(もうグラタンに近い)を選ぶ。丸ごとかぼちゃの器カリーというのがあるサイトによるとあるとのことだが、見つからず。ナンはプレーンナンとパンプキンナン(ナンも食事用からデザート向けまで種類がたくさん。)、生ビール、マンゴラッシー。マンゴラッシーには、飾りに爪楊枝で作った傘がついている。ちゃんと畳めるようになっている。傘は記念に持ち帰る。淡泊な味。骨までしゃぶる。
 調理ライブというのがあって、テーブルのわきで調理してくれる。隣の席の韓国人らしいカップルが蟹と海老を注文すると、インド人のおじさんがテーブルサイドにコンロを持ってきてその場で調理。本人たちより、端で見ているまわりが楽しい。しかしお国柄なのか、いちどできた料理を「生っぽいからもっと火を通して」と指示。そのあとカップルはさらにスズキの丸ごと窯焼きを……。
 食後のデザートは、ケーキを買ってホテルに帰り、夜景を見ながら食べる。

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