2005年7月

6月 よもだ亭日乗 目次 8月

7月1日(金) 

 雨天にもかかわらず(雨天だからなのか)、渋谷のデパ地下は長蛇の列。パンをトレイに載せ、蛇になって待っているあいだ、ガラス越しにパンをこねる人たちを観察していた。パン生地を両掌それぞれの下に置き(というより生地に手を軽くのせて)、膝を軽く屈伸したバネを使って生地を整形している。腕はあまり動かさない。
 今週は家ご飯に気合いが入っていた。

7月2日(土) 

 ほぼ1か月ぶりのお稽古。お昼はごく軽くすませて帰ろーと思っていたところ、久しぶりに会ったお友だちとランチとあいなった。駅前の、いちども入ることのなかった小さな中華料理屋さん。ここでも炸醤麺を食べてみる。これはおいしかった。
 そんなわけで夜は非常に簡素に、野菜と海藻のサラダたっぷりとパン。

7月3日(日) 

 グランデュオ中華街のお気に入りの店にて、今月のおすすめ料理を中心に。黒板に書かれた前菜メニュー「豚すね肉とアボカドの芥子マヨネーズ和え」に惹かれてこれを注文。しかしアボカドは見あたらず、あるのはインゲンばかり。他に「牛すね肉とインゲンのオイスターソース和え」というのがあったが、肉はどう考えても豚だったし、芥子マヨネーズ和えだったのだが……。ま、いいか。
 定番のご飯物は五目炒飯と香港風焼きそば。味つけがあっさりしているから安心してお腹いっぱい食べられます。

7月4日(月) 

 おいしっくす(Oisix)の枝豆にアスパラガス。玄米ご飯がおいしい。


7月5日(火) 

 よもだ亭のミニトマトはようやく花が咲き始めたところ。先日、投票をしに近くの小学校へ行ったら、生徒が作っているミニトマトが見事だった。小さい鉢に鈴なりで、葉っぱも見えないくらい。種類もちがうみたいだけど、すごい。
 今日の玄米は水分がちょい少なめ。毎回炊き加減のちがうご飯や、同じ料理でも微妙に味のちがうものを食べるのも、脳の刺激にはいいらしい。

7月6日(水) 

 横浜で仕事を終えたあと、オットと待ち合わせて『ベリーニ・カフェ』へ。いつもと同じ席は埋まっており、同じ並びの窓側の席へ。いつもと同じように、よく食べる。

7月7日(木) 七夕雷雨

 昼間のプチ・デート。武蔵境にできたユニクロ・プラスでも行こかー、ということに。品揃えがありすぎて、自分が買いたい物がわからなくなってしまい、けっきょく普通のユニクロにもあるズボンを一本お買い上げ。シンプルで、悩みようがなく、必要なときにいつでも補充できる、そんなお洋服がよかったのだけれど。
 お昼はイトーヨーカドー内の『紅虎餃子』で、冷麺。オットはビーフン。夕食の買い物も済ませて地元の駅につくと、太陽の強い陽射しの元、地面が濡れている。人が持っている傘も濡れている。帰ってきてから本格的な雷雨となった。
 アボカドとトマトのサラダでパンディナー。

7月8日(金) かぼちゃの花が咲きました。

 仕事のあと、懐かしいお友だちと『悟空』で積もる話。長話をするなら、中国茶に限りますね。頼んだ中華まんセット(中華まん、サンザシのお菓子、ナツメ、不知年プーアル茶)の中華まんは、何がくるかわからない。きのこまんだった。お友だちがお店のお兄さんより中国茶に詳しいので、任せて入れてもらう。
 帰りに枝豆を買って帰る。

7月9日(土) 「ゆる」身体・脳革命(講談社+α新書)には、よもだ家の人々も登場します。

 食事の時間が不規則になるのは仕方ない。問題は中身。

7月10日(日) 

 銀座の『椿屋珈琲店』が、新宿や池袋の談話室滝沢のあとにできまして、雰囲気が落ちついていて良いのですが、あとは煙を気にせずくつろげれば……高いコーヒーを飲むのだからと思いますです。
 ちなみに、新宿の『面影屋珈琲店』も同じ会社の経営で、価格から店内の調度品、雰囲気も似ている一方、カジュアルな喫茶店や、学生時代よく行ったあのケーキショップ、お稽古の帰りに立ち寄るあのスパゲティ屋その他いろいろ、おおもとが同じ会社とは思えないほど、バリエーションに富んだお店の展開をしています。
 その『椿屋珈琲店 新宿茶寮』でコーヒーを飲んだ帰り、近所のスーパーに立ち寄ってふとみつけた「ずんだ餅」。いよいよ我が地元のスーパーにもずんだものが進出したかと、思わず手が出る。

7月11日(月) 

 仕事の前のスタバ。ついコーヒーと一緒に何かを頼んでしまうところ、今日はコーヒーだけにする。

7月12日(火) 昼間、おやつを買いに行ったオットが例の「ずんだ餅」と、枝豆を買ってきた。枝豆は夕食。

 おいしっくす(Oisix)のつる菜。
 子どもの頃、よく食卓にのぼっていた肉厚の葉っぱのおひたし、ジャコと和えたりしていた菜っ葉の正体がつかめずにいた。頼り気のない記憶では、親に確かめようもなく。
 おいしっくす(Oisix)のつる菜を見て、つる菜って聞いたことあるなぁ、肉厚だというし、ほうれん草に似ているというし、おひたしにするというし、もしかしてと思って注文しておき、よもだ母に、つる菜をご存知か、わたしは食べたことがあるかと問い合わせた。
 よもだ実家では紫つる菜というのを育てたりしてよく食べ(させ)たという。たしかにおひたしにして、ジャコと和えていたという。届いたつる菜を見て、いまひとつ自信がなかったのは、記憶していた菜っ葉に比べて色がうっすらしていたから。
 茹でるかわりに水なしで蒸して食べた。たしかにつる菜だった。

7月13日(水) 

 夕方、オットと待ち合わせて久しぶりに『コム・ベトナム』へ。そして『コム・ベトナム』よりもっと久しぶりにお店のママさんが迎えてくれた。
 「どうしちゃったのかな〜と思ってました」とおっしゃるママさんに、ここさいきん何度かはママさんが不在だったことを伝えると、お子さんの宿題をみることがあるので、かならずお店にいる曜日を教えてくれた。どうもタイミングよくずれていたらしい。記録によると、ママさんと会うのはほぼ1年ぶり。「髪、短くなりましたね、似合いますね」と言われて、そんなに久しぶりかと驚いた。
 新メニューのカレイの甘辛ソースかけを頼んでみた。丸ごとのカレイにとろみのあるソースがたっぷりかかっている。ソースの内容はちょっと想像がつかない。あとはいつもの生春巻きやベトナム風お好み焼きなど。いつもおいしいけれど、ママが作ってくれたと思うとさらにおいしい。

 他にお客さんがいなかったので帰りに少し立ち話。
 お客さんの顔だけでなく、まえに注文して材料を切らしていた料理だとか、混でいて待たせてしまったこととかちゃんと覚えているので、そのことを話すと、お客さんの顔を覚られるのは神様が自分にくれた才能だと言っていた。あとは何も得意なことないし、料理はいつもうちでやっているようにやっている、とのこと。
 さらにママさんたら「厨房のお兄さんに、あのお客さんに会うの○ヶ月ぶりなんだけど、って言ったら、何度か来てましたよ〜って言ってました!」だって。かわいい。

7月14日(木) 

 国立西洋美術館の「ドレスデン国立美術館展」。美術館はひさしぶり。いくつか大物を見逃してしまったなぁ。
 上野も4月以来なので、さっそく『news DELI(ニューズデリ)』でハニーバタートースト。メニューが少し変わっていた。ハニーバタートーストがメニューに載っていなかったけれど、サンプルは店頭にあった。注文したらちゃんと出てきた。メニューにないせいか、注文率はいつもより低そうな。飲み物は新登場のソイラテ(亭主)と緑野菜とパイナップルのジュース(オット)。
 展示を見たあと、少し歩いてこれまた『news DELI(ニューズデリ)』の隣のスタバに入って休憩。早めに帰宅。

7月15日(金) 

 仕事のあと、友だちと生まれた赤ちゃんの面会に。途中、地下鉄の売店で黒胡麻あんぱんを買ってお昼。黒ゴマのついたあんぱんかと思ったら、餡が黒胡麻だった。
 デビュー60時間も経たない、ほやほやの赤ちゃん。今や、産んだお母さんが携帯で「生まれた〜」と連絡をくれるのだ。
 成城石井のずんだ大福をおみやげに帰宅すると、マッシュしたかぼちゃとレーズンとくるみを寒天で固めたおかず(おやつ)が出来ていた。

7月16日(土) 

 お稽古。そして所用を済ませて夜はひとり銀座。さいきん見つけた『EUROSTAS CAFE』で、エビトマトクリームスパゲティを食べる。食事にはパン(お代わり自由)がつく。麺は生麺。

7月17日(日) 

 しっかりお稽古。帰宅してからものんびりしていたので、お稽古で一汗流してきたのが今日だったのか不思議に思うほど。あけぼののずんだ大福をおやつに食べて、おいしっくす(Oisix)便を待って遅めの夕食。枝豆(!)、アスパラ、辛子明太子などなど。

7月18日(月) 

 品川プリンスのお安い日をねらってホテルを予約。
 恵比寿ガーデンシネマにて、映画「皇帝ペンギン」。早めに映画館へ行き、整理番号をもらっておく。ベンチの木陰で野菜ジュースを飲み、周辺のお店が開くのを待つ。10時に開く飲食店は数少ない。『サンジェルマン』で軽いお昼。
 映画を観たあとは品川へ。ホテルにチェックインしたあと、荷を軽くして、周辺探索に出る。建物を出たところで、行く予定である品川アクアスタジアムの、60分待ちの長蛇の列に遭遇。夜になれば空くかもしれないし、明日でもいいと思う。駅の反対側のアトレやインターシティを覗いたあと、スタバで休憩。
 夜はネパール・チベット料理『レッサム・フィリリ』。なんとなくスパイシーなお店はないものかとインターネットで探して、見つけたらもうそこへ行くつもりになっていた。インド・ネパールは多少馴染みがあるが、果たしてネパール・チベットとはどんなものか。
 タンドリー料理はなく、したがってナンはないけれど、カレー以外の料理が豊富。モモ(ネパール風餃子)、マチャプチャ(魚のフライ)、アルプレコ(ポテトとカシューナッツのコロッケ)、サグプーリ(ホウレン草の揚げパン)、カライククラ(特製鍋で作った鶏肉のカレー)、トゥクパ(自家製手打ち麺、鶏肉と野菜があるが野菜を選択)。モモは今まで食べたモモの中でいちばん好みに合っている。トゥクパに到っては割り箸が登場し(お店の人は「これネパールの。字読める?」と冗談をいいながら、おてもととしっかり書かれた割り箸を持ってきた)、取り分けた麺を見て「スープないとおいしくない」とスープをかけてくれた。以後、すべての料理を箸で食べた。アルプレコは、親指くらいの大きさのカリッとしたコロッケで大のお気に入り。マチャプチャは、丸ごとかと思ったら、魚の形をした切り身だった(白身)。
 店を出てもまだ外が明るい。ホテルの売店やウィング高輪をほっつきあるき、地下の食料品売り場の「木村屋」に酒種ずんだを発見。オットが以前、銀座松屋で見たとはいうが、銀座の本店でも見つけられなかった。好評により本日が最終日、というので2つ買う。残り少なく、前の人がいくつ頼むのかとハラハラしてしまった。それとチョコレートのケーキをひとつ。ホテルで食べる。水族館はまた明日。

7月19日(火) 

 朝食。スタバにするか、タリーズにするか。スタバは道路を渡って駅のほうまで行かなければならない。やや近いタリーズへ。しかしここのソイラテはかなり苦め。ホテルをチェックアウトして開園同時に品川プリンスホテルの水族館「アクアスタジアム」へ。アシカショーとイルカショー。水槽の数は少ないが、イルカプールもアシカプールも屋内。イルカプールはかなり大きい。イルカちゃんはまだ着たばかりで芸が未熟とのこと。アナウンスでしきりに恐縮していたけれど、かわいいからいいんじゃないの。ショーの後のトレーニング風景も見学。
 お昼は、モーニングでさえ高いホテルなので、ホテルは遠慮して、駅の反対側のインターシティやグランドコモンズをプラプラ。イタリア料理でサルティンボッカのランチをいただく。駅に戻ってきてアトレに『ディーン&デルーカ』というお店を今日になって発見。お総菜をはじめ、いろいろなお店のパン(もちろん御用達のあそこのも)がたくさんある。ひょー、こんな店があったとは。調べてみると渋谷や丸の内にもあるらしい。
 品プラのあとはそして新宿でのんびりお茶休憩。
 夜はルミネのスペイン料理『アマポーラ』。新宿ルミネのレストラン街は、改装してから薄暗く、フツーのレストラン街とは雰囲気が一変した(昨今、暗いレストラン街は増えてきたが)。そのせいなのかどうなのか、お客の年齢層が高い。イカスミのパエリアときのこのパエリアのマルチパエリア(仕切のついたパエリアパンに2種類のパエリア)を注文した。きのこのパエリアは、椎茸やえのきだけと、ごく普通のきのこで、和風の味がした。

7月20日(水) 

 首都圏大移動の日。夕食は家でとることにした。家までたどり着けるよう、途中で少しずつ栄養補給。

7月21日(木) 

 おいしっくす(Oisix)の青パパイヤ。久しぶり〜。フードプロセッサーを使うのも久しぶり。まずは洗って埃を落としてから。丸ごと1個をベトナム風のサラダにして、ライスペーパー(ベトナム産タロイモ入り)で巻いたりなんぞしてほおばりました。

7月22日(金) 

 強力UVカット帽子の上から日傘をさして駅まで20分。
 仕事の帰りに枝豆を買ってくると請け負ったので、東急東横店の『フードショー』へ。奮発して群馬産の天狗枝豆と、ついつい『成城石井』のずんだ大福を持ってレジを通過。店内をひと回りして、先日の『サンジェルマン』のパンの値段を確認しにいったら、そこでずんだロールに遭遇。ひとつお買い上げ。さらに『銀座あけぼの』を発見し、ずんだ大福を見てしまったのだが、これ以上は問題である。大きいのをほおばりたい気持ちを抑え、また今度ということに。
 品川で見つけた「ディーン&デルーカ」は、『メゾンカイザー』をはじめ、いろんなお店のパンやケーキ、お総菜があって、魅力を放っていた。東急東横店にもあると知って行ってみると、ああ残念、食べるスペースはなさそう。それでもここにくれば欲しいものがある。いつかきっと。
 寄り道ばかりしたので、朝のコーヒーだけでそのまま家へ帰宅。すぐにずんだロールでお茶の時間。夕ご飯は枝豆、山芋のサラダ、いつものおかずに玄米ご飯。
 今日のずんだ大福(成城石井)、規格変更かと思うほどに大きく感じたっぷりしていた。

7月23日(土) 

 水道橋の古いビルで地震に遭遇。オットは一足先に電車に乗っているはず。駅へ行ってみると、まさかといおうか、やはりといおうか、電車は止まっていた。もしやオットは電車の中か。
 地下鉄が動き出したという情報を元に、地下鉄の駅へ。偶然、今日これから銀座で会う予定の人にばったりと出会う。携帯を持たない、いちばん連絡のつきそうにないわたしの目の前に現れてくれた。
 結局、夜の予定はキャンセルとなり、のんびり夕食を食べて電車が動き出すのを待った。
 無事たどり着いてバスに乗ったら、そのバスに乗用車がぶつかってきて、みんなバスを降ろされふたたび駅へ。
 オットはさいわい、乗り換え駅のホームにいて、閉じこめられることはなかったようだ。

7月24日(日) 

 いつもなら、あんな経験をしたらぐったり疲れていそうなものだが、いたって元気。六本木ヒルズで「フィリップス・コレクション展」と「中国★美の十字路 展」。思ったより、日曜の六本木ヒルズは空いていた。
 展示を見るまえに先日新宿で見かけた『ナチュラルビート』というお店、六本木ヒルズにもあるというのでさっそく偵察。そして昼。1種類のサンドイッチを一切れから選べる。ランチセットで、サンドイッチ3種類、おかずまたはスープ、ドリンクを注文。
 夜は渋谷で昔オットが行ったことのあるというインド・ネパール料理にしよう、と思って行ったら、いつからか日曜定休になっていた。ここはあまりいろいろ考えず、いちおう行ったことのある『ラージマハール』で手を打った。ここのカブリナンには真っ赤なソースがケチャップのように塗ってあり、ちょっとびっくり。甘くてジャムのようだけれど、あれはいったいナンだろう。

7月25日(月) 

 遅い昼食。『あるでん亭』でボロネーゼを頼む。てっきりパスタ全体にソースがからまったのをイメージしていたのだが、いわゆる日本風のミートソーススパゲティだった。よく混ぜてから食べた。
 帰りには大雨。こんどは台風。夕食用にと買っておいたパンもそのまま持ち帰り、帰ってから少し食べた。

7月26日(火) 

 きのうの夜、家のミニトマトを玄関に入れておいた。夜中に起きたときに、ちょっと除いてみたら、夜盗虫発見。ベランダだとなかなかじっくり探せないのでラッキー。
 呑気におやつを買いに行く天気でもなく、昨日残しておいたパンを分けて、コーヒーをすすった。  台風で、おいしっくす(Oisix)は無事に来るだろうかと思っていたが、大丈夫だった。空芯菜の新芽は、生でサラダにして食べた。

7月27日(水) 

 懐かしいSKIP(ユニクロがやっていた野菜の宅配)の高糖度トマトジュースが残っていた。もったいなくて残していたのだが、ふと見ると消費期限が今日になっていることに昨夜気づき、夕食はトマトジュースで乾杯した。

7月28日(金) 

 おいしっくす(Oisix)のゴーヤ、長さ40センチ。豆腐買ってくるか〜と思いつつ、今までどんな料理を作ったか調べてみたら、ゴーヤ(ニガウリ)とじゃが芋との温製サラダが出てきた(2004.07.14)。じゃが芋ならあるで〜。これで決まり。

7月29日(金) 

 暑いときは、空腹がさほど苦にならない。リンゴ酢をちょっと入れた水を水筒に入れて出かける。仕事のあと、おやつとパンを買って帰り、帰るやいなや、ずんだ大福(今日は『あけぼの』)とコーヒーでおやつ。
 きのう少し残しておいたゴーヤと残り野菜でオットがカレーを作る。ゴーヤは種と中綿も食べられるという情報を仕入れたオット、さっそくそのまま鍋に投入。苦みの効いたカレーといろいろな種類のパンの調和を楽しんだ。

7月30日(土) やっと色づいてきましたベランダのミニトマトひとつが。

 セミの鳴き声のオンパレード。鳴きはじめる順番があるということをオットに教えられ、へへえ、と思ってから気をつけるようになったけれど、なんだか順番を無視して好き勝手に鳴いております。そしてウグイスもホーホケキョ。
 スーパーで、真っ赤に熟れたトマトと、地場野菜コーナーのオクラを買う。スパゲティにするつもりだが、ギリギリまで温かいのにするか、冷たいのにするか悩む。なんとなく、サラッとしたものより、麺に絡めた感じのが食べたかったので、豆乳マヨネーズで和えたサラダ風冷製スパゲティにした。買ってきたトマト、オクラ、それにワカメ、残り物の赤玉ねぎ。これだけでもおいしそうなサラダ。スパゲティを茹でるのはずいぶん久しぶりだったので、気が引き締まった。

7月31日(日) 

 夏休み、しかも日曜日。そこへ映画に行こうというのである。「姑獲鳥の夏」。立川シネマシティにて。チケット売り場はさすが、混んでいたが、やぁ、夏休みに映画といってもいろいろあって、「姑獲鳥の夏」は98席というこぢんまりした席だった。満席の心配もなく。原作を、出た当初に読んだだけで、映画を見ていてもまったく内容を思い出さず、新鮮に見ることができた。長編のわりにあきず疲れず、オットも予想よりよいできだったと満足の様子。
 お昼は久しぶりに『アンデルセン』のイートインへ。ひかえ目に、赤ワインブロートのハーフとくるみロールを半分ずつとカフェラテ。

 池袋へ移動。ポケモンスタンプラリーも始まり、あちこちで仲間(?)を見つける。めざすはサンシャインシティ国際水族館。午後、カメタイムというコーナーがあるという。さすが池袋、さすが水族館。ここはいかにも夏休みらしく家族連れで賑わっている。夏の特別企画でカメもたくさんいる。おなじみの常連スッポンモドキもいる。やっぱりかわいい。子どもたちにも人気があった。カメタイムになったので広場へ行き、飼育員のお話を聞きながらビルマホシガメとビルマムツアシガメを見る。
 スタバで休憩。ポイントキャンペーンが今日で最後なので、アイスのカフェモカを豆乳で作ってもらい、カスタマイズ分はスタンプでサービス。

 新宿で夕食。『タイ国料理 シャム』へ。ボーっと立ってオットを待っているときに看板を見て知ったお店。
 エレベーターを降りるとそこはすぐ店内。ここで降りない人たちは日焼けサロンへ行く人たちである。店内は広くゆったりとしている。ああ、やっと魚の丸揚げが食べられる。出てくるまではちょっと心配。野菜サラダ、タイ風春巻き、海老と腰果の塩味、タイ風焼きうどん(海老)、タイ風炒飯(豚)、まながつおの姿揚げ(辛口たれ付き)。メニューでは辛口と書いてなくてもわたしたちの舌ではけっこう辛い。まながつおはたれの違いで4種類もある。炒飯はとてもシンプルでおいしい。辛さに注意すれば、どれもなかなかおいしい。デザートにタロイモプリンとタイ風のお餅。
 今日は各拠点でバランス良く遊んだ。

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