2005年8月

7月 よもだ亭日乗 目次 9月

8月1日(月) 今日から実験的に、毎日ヨーグルトを125g(1パックを二人で二日で食べる計算)。

 玄米が少し足りない。おいしっくす(Oisix)が来るのを待っていても今日にはまにあわないので、パスタの予定。もらった野菜がたっぷりあるので、仕事に行っているあいだ、オットがラタトゥイユを作り置き。これをパスタの具にする予定。
 先日の冷製パスタが少々固めだったので、もっと思いきって茹で時間を長くする。アネージのスパゲティーニ、通常5分のところを6分半で。
 3月30日に蒔いたミニトマト、ようやく1個収穫。涙ぐましく、半分こ。いちおう永田農法。

8月2日(火) 今日はおやつもいろいろと。

 とうもろこしと枝豆をもらった。
 とうもろこしは実を取って蒸して、フードプロセッサーにかける。多いので半分は冷凍庫へ。
残り物の玉ねぎを炒め、おいしっくす(Oisix)のサンゴやまぶしだけ、ほぼペースト状のとうもろこしを入れ、水でといた豆乳の素でのばし、塩で味をととのえる。
 スープのつもりが、また水分が少なくぽってりとしたものができあがり。見た目はふわふわのオムレツか。とうもろこしの甘みと、サンゴやまぶしだけの出汁がなんともいえない。

8月3日(水) 今日は関東縦断。いや、スタンプラリーのためではなくて。

 駅や電車内の風景が変わってきた。通勤ラッシュは少し和らぎ、家族連れやレジャーへ向かう人が増えた。スタンプラリー、大きな駅は長蛇の列。それでも押すだけだからすぐに順番はくる。わたしは子どもに混じって純粋に自分のために押しているが、子どもに頼まれたという感じで恥ずかしそうに並ぶ背広姿のお父さんもちらほら。
 オットが夕食を作って待っている。
 きのう食べ残した枝豆は、角切りのトマトと寒天の素敵なサラダに変身。
 丸ごと届いたキャベツは蒸し煮にして中華風のあんかけに。
 寒天を作ったり、昼間、この暑い中(無冷房室温ほぼ体温)仕事をしながらマメに働いている。

8月4日(木) 

 終日わが家。ときに室温37度。
 こう暑いと、「暑い」と言うのを遠慮もしなくなる。「暑いですね〜」と挨拶を交わすのが楽しくなる。
 わたしは家では「暑い〜」と言ってのびていられるが、毎日、オットはこんな環境で仕事をしている。
 意を決して、今日はわたしが買い物を仰せつかった。といっても、明日のヨーグルトと、おやつを買いに行くだけである。外では帽子もヘルメットもかぶらず炎天下で外装工事をしている人がいる。大丈夫だろうか。道の植えこみを刈り込んでいる業者さんは、タオルの上からヘルメットに長袖。作業中に通りかかったら「すいません」という声が。それはなんとおばあちゃん。思わず「暑いのに大変ですね〜」と言ってしまった。
 買い物は、今日のおやつと明日のヨーグルト。夕食は残りもの総動員。

8月5日(金) ポケモンスタンプラリー、ゴール。

 インドカレー屋のBGMをさっそく購入。聞いたことがあるような、ないような、わからない。暑さしのぎにかけたら、瞬間室温が38度を超えたそうな。暑さこらえて、かけ〜てます〜。
 今朝、ひとつのプランターで、カボチャとアサガオとの花が咲いた。ちなみにミニトマトも。いずれも予定外のものたちで、たくましく生きている。
 夕食はパンディナー。仕事先で買ってきたアンデルセンのパン等。先週おいしっくす(Oisix)から届いたアボカドが熟さないうちに、今週も届いている。この暑さで熟さないのだから仕方がない。サラダの予定を変更して、キャベツといっしょにカレー風味のブレイズにする。

8月6日(土) 数年ぶりに扇風機を引っ張り出す。

 室温36度。それでも今日は少しだけ涼しかったような。
 夕食のおかず。豆乳寒天を筒型の容器で固め、プッチンプリンのようにお皿に出したあと、まわりをワカメやトマトでデコレーション。酢醤油、煎りゴマをかけて食べた。そう、自家製ミニトマトの脇芽も飾った。
 ミニトマト、実より、脇芽をよく食べている。

8月7日(日) 

 お弁当にはしげやのくるみBOX、と希望していたので、オットが買って冷凍庫に備蓄しておいてくれたのを半分持って出かける。それだけじゃお腹空くかも、と欲を出し、コンビニで木村屋の酒種あんぱんと野菜ジュースを購入。けっこうお腹いっぱい。
 夜はオットと待ち合わせて『サンガム』へ。日曜日とあってか、小さい店内はお客でいっぱい。これぞ家庭のインド・ネパール料理。ささやかに乾杯。

8月8日(月) 

 体が薄まっている感じ。汗をかいたら、ただの水分補給じゃ足りないみたい。こういうとき、足がつる、というのもわかるような気がする。
 このまえのとうもろこしの半分を解凍して、今日はココナッツミルクでのばし、とどいたばかりのアスパラを加えた。これもなかなか。

8月9日(火) 

 を、今きた電車にまにあってラッキーと思ったら、信号故障でその場に40分。その後なんやかやで予定より1時間遅れて目的地へ。いつもながら、ここで別のルートにすべきかじっと待つか迷ってしまう。今回は待っていた。
 銀座の木村屋でほかほかの酒種あんぱん各種をさしいれに買い求める。7月のずんだあんぱんのあとはマンゴーである。その、マンゴーと、チーズクリーム、桜(こしあん)、うぐいす、白あん。マンゴーもチーズクリームもいちおうあんぱんということになっている。小さいのでいそがしいときにつまむのに最適。家のおみやげには動物パンのカメ(こしあん)。
 帰宅前に電話を入れる。オットがニュース事前に情報を入手していた本日ローソにて発売のあなご棒寿司、これが夕食の予定。近所(といっても坂を下って10分)のローソンになかったら、どこかで買ってきて〜と頼まれていた。さいわい手に入ったというので、あなごの待つ家へカメを連れて帰った。

8月10日(水) 

 仕事先の夏休みがまちまちなので今日はひとつだけこなし、ポケモンスタンプラリーの手帳を押しまくって夕方にオットと待ち合わせ。久しぶりに『テンガロン』へ行く予定。1年以上行っていない。
 お腹を空かせ、ちょっと疲れぎみの足で店へ行くと、夏休みであった。あぁぁ、前にもこんなことあったなぁ。
 駅の反対側の同じくらい歩く『コム・ベトナム』へ行くか、八王子へ移動するか。中華は今日は訳あってパス。『コム・ベトナム』へ電話をするとママがいて「やってます〜」というので、気力をふりしぼってママのもとへ。確実においしい料理が食べられるとわかっているので少し元気も沸いてくる。
 新メニューの大海老焼きのカレーソース和え、この前はなかった青パパイヤのサラダ、初挑戦の春雨炒め(鶏肉料理のジャンルに載っていたけどなぜか海老と豚肉とイカと野菜がたっぷり)などを食べる。
 明日あさってのランチタイムをお休みにするだけで、お店はがんばるとのこと。

8月11日(木) 

 帰省してきた高校時代の友人たちと会う。
 ごちそう続きではあるが、女性同士、わが家の基準からすればそんなに食べるわけでもなく、食事のあとはひたすらショッピング。こういう時でないと、なかなかデパートで自分のお洋服を見ることができない。微力ながらベビーカーを預かったりたまに赤ちゃんをだっこさせてもらったり。
 みんな関西方面に行ってしまい、子どもはすでに関西人であるため、言葉のイントネーションが関西風である。
「でもね〜、子どもはネイティブだからかなわんのよ〜」だって。わたしも話す相手がネイティブでないと徳島弁を話せない。
 京野菜を原材料にしたアメやら、カルビーの地方限定お菓子やら、おみやげらしいおみやげをもらう。こうなるとこちらはちと分が悪い。
 夕食はゴーヤのカレー風炒め。豆乳の素とカレーをペースト状にして和えてみた。

8月12日(金) 

 ある調査によると、子どもの一番好きな野菜は枝豆、嫌いなのはピーマンだそうで。
野菜として認識しするほど子どものころは食べてないぞー。枝豆。野菜食べなさい、と言って枝豆ばかり食べてたらどうなるんじゃ。
 そんな風に思うのも自分が枝豆が好きだから。子ども相手でもつい張り合ってしまう。だはは。
 本日は節制モードにつき、枝豆だけを買いに行く。旬なので、あんなに高かった天狗枝豆もお手ごろ価格。茶豆はそれより少し高めだったがそれでも198円。
 そうそう、お昼はよもだ実家から送られてきたぶどうを食べた。デラウェアと、名前のわからないグリーンの小粒のぶどう。今日は緑の小粒。ひとふさでデラウェアの3ふさぶんくらい成っている。青リンゴのようなさわやかな味。

8月13日(土) これが夕食

 冷や奴、ワカメ(酢醤油、煎りゴマ)、きゅうり、そしてしげやのクルミボックスを半分。食欲のないときは無理せずひかえめにしておこう。こんなことはめったにないのだから。

8月14日(日) 横浜。

 月曜日は休みだ、じゃ、夏休みだ〜。世の中も夏休みお盆休みの真っ盛り。みなとみらいのホテルはお値段も標高並みの高さ。そこで馬車道に宿を予約をした。
 昨日から続けてかぼちゃの花が咲いたので、出がけに、咲いたばかりのかぼちゃの花と、閉じたばかりのかぼちゃの花で受粉を試みる。

 中華街へまっしぐら、そして石川町の駅に着いたのは10時。当然のことながらまだどこも開いていない。お昼は冷麺と決めていたので、何件か候補の店を見てまわる。何かで読んだのだけれど、一般に中国では料理を冷やして食べる習慣がないのだそうだ。おにぎりなど食べていると、冷えたお米をあんな風にして食べてと憐れまれることもあるらしい。でも中華街ではけっこう老舗でも工夫を凝らした冷麺が出ている。
 結局、まったく候補になく、今まで入ったことのない『四五六菜館新館』に飛び込む。決め手は入り口の写真。五目冷麺とフカヒレ入りスープ冷やし麺をひとつずつ。生の金針菜がインゲンのような食感でとても新鮮。

 中華街の近くのインド料理屋を確認したのち、あまりに暑いのでバスで山手へ行く。年明けに焼けた山手教会は再建中。暑いのでエリスマン邸に入り、涼みながら見慣れた邸内を見物。地下で個展が開かれていたのでそれも見物。横浜の風景やバラの水彩画で、ご本人によると1枚を仕上げるのにほぼ1日だとか。それじゃ、この数からしてバラの季節はほとんど毎日休みなしじゃないだろうか。
 喫茶室でケーキをひとつ(リンゴとカスタード)頼み、コーヒーを飲みながら休憩。窓からの眺めも、木が生い茂って緑一色と蝉の鳴き声。雨のことが多い横浜遠足、予報も芳しくはなかったけれど、おそろしく良い天気。
 帰りは歩いて坂を下る。外人墓地は特別公開中で、寄付を募るおじさんが「外人墓地いかがですか〜」と呼び込みをやっていた。

 ホテルにチェックインして荷物を置き、地下鉄でみなとみらいへ向かうまえに『馬車道十番館別館』をのぞいてみたら、朝食でお世話になった2階の喫茶室は6月で閉まったと貼り紙が出ている。1階の売店は営業している。あの人気のない、のんびりした空間がよかったのになぁ。惜しいなぁ。維持するの大変なんだろうけどなぁ。今度は本館にも行ってみようか。こちらの方がホテルに近い。
 みなとみらいの『アフタヌーンティールーム』でふたたび休憩。そしてコムサのセールでついつい買い物。東京でも買えそうな物を。でも東京でなら買わないのだろう。

 初日の夕食はなんとなくイタリアン。いろいろ候補はあったものの、やはり『ブコ・ディ・ムーロ』へ。枝豆の冷製スープはしっかりとひとりひとつずつ。それから、おすすめの鶏レバーと白茄子のスパゲッティ、じゃがいもとベーコンのゴルゴンゾーラチーズ和え、小ヤリイカのイカスミタリオリーニ、イタリア産アンチョビモッツァレラチーズトマトソースのピッツァ。
 どこかで食べた栗のポタージュもそうだけど、手が込むと素材の味わいが弱くなる。好きなもの欲を出さず、そのまんま食べるべし。鶏のレバーはそぼろ風になっていて、シンプルな味つけ。これはなかなか。ちょっと変わったパスタだったのでピザは「いわゆる普通のピザ(5/3参照)」。食べ終わったころにようやく外が暗くなって夜景が映えるようになった。そこでデザート。やや風が強く、店員さんがテラス席を行き来するたびに風が吹き込んでくる。

 ホテルへ戻る途中、近くのローソンであなご棒寿司をチェックするが見あたらず。

8月15日(月) 横浜二日目。

 馬車道の『スターバックス』へ。店内で飲むのははじめて。ヨーグルトや野菜ジュースを買って部屋に戻り、栄養補給。

 当初の予定では今日もお昼は中華街で冷麺、だったのだが、お腹と相談して赤レンガ倉庫の『カフェ・マディ』へ。外からテラス席を見ると誰もいないが、営業中である。中の席に案内されたので「テラス席は?」と尋ねると、「暑いのでおすすめできない」とのこと。店内もテラス席の熱気で冷房があまり効かない。涼しさをもとめてくるお客は少しでも涼しい席を選んで座る。シラスとモッツァレラチーズのピザとホタテ貝柱のジェノバ風スパゲティのランチセットサラダと飲み物が付く。スパゲティ(生麺)はバジルの色が涼しげでよく売れている。ピザはたっぷりのチーズの上にシラスと水菜が後載せされている。すすめられるままに飲み物をお代わり。
 そしてふと工作船展示館のことを思い出して言ってみたら今日も休館日(毎週月曜日)。海岸沿いに灼熱の照り返しの中を歩く。途中、新しくできた温泉ランドの横を通りすぎる。

 パシフィコ横浜の「ジュラ紀大恐竜展」。ロッカーは有料なのでそのまま入る。中の荷物まで湿っぽい。
 休憩タイム。きのうの『アフタヌーンティールーム』をはじめ、どこも並んでいる。ちょっと水分補給したいだけなので、『カフェ・ド・クリエ』へ。きのうアフタヌーンティールームで見て気になったカバンを購入。リュックを愛用するようになってからは、手に荷物を持つのがほとんどなくなったが、あまりに暑いとリュックも大変。しかしアフタヌーンティールームも、東京では喫茶でしか利用しないのに、不思議だぁ。

 桜木町でポケモンスタンプを押し、ふたたび石川町駅から中華街入り。予定通り『福満園本館』へ。牡蠣の料理はマテ貝バージョンになっている。クラゲの頭ときゅうりの和え物、焼き餃子の辛子香りソースかけ、マテ貝のお好み焼き、サツマイモ団子のスープ、福建焼きビーフン、生ビール、冬瓜ジュース。マテ貝のお好み焼きは、貝がびっしりと並んでいる。牡蠣のような強い風味はないが、ぷりぷりした歯ごたえ。サツマイモ団子、ニョッキ風のものを想像していたら、大きな団子が5つもスープに浮いており、中に海苔と貝と野菜が詰まっている。5人で食べるのがちょうどよいのだろうな、きっとこれは。かなり満腹。冬瓜ジュースはトウモロコシのような香りがした。

『重慶飯店』と『萬珍樓』の売店で、お菓子を買う。卵の黄身を月に見たてた仲秋月餅が出ていたので、おみやげにちょうど良さそう。重慶と萬珍樓を見比べて、お月様は萬珍樓でお買い上げ。
 天気、さいごまで予報は弱気だったけれど、ずっと良い天気だった。ところが最後の最後、バスを降りて家に帰る途中で大雨に降られた。

8月16日(火) 

 お昼は銀座のメインストリートに出来たカフェ『銀座みゆき館EST』。本店や立川のカフェクラブ銀座みゆき館とはちょっとだけ中身がちがう。バタートーストが厚切りで、白いパンとくるみのパンが選べる。セットのコーヒー(ホット)がポット入りってのもうれしい。サンドイッチのパンも選べるみたい。およ、表示価格より安いのは、ランチタイムだから?

8月17日(水) 

 首都圏縦断の日。といってもお休みのところもあるので移動はらく。行ったばかりの横浜へ今度は仕事で。このまま終点まで乗っていったら中華街だよ。
 帰ったらオットがぼっちゃんかぼちゃを丸ごと使った寒天寄せを作っていた。

8月18日(木) 

 念願かなってオットとともに『済南賓館』へ。
 ママとご主人が出迎えてくれる。玄関の靴箱には「よもだ(本姓名が入る)女史」という貼り紙。

 お料理は予約のときに、コースでお願いしてある。
 まずは前菜。ここで食べて存在を知り好きになった干し豆腐(干し豆腐だけのシンプルなものなのに、味は絶品)、3種の卵(ピータン、塩卵、鶏卵)の蒸し物、豚の舌の漢方煮込み、豚耳の煮込み、手羽先の煮込み、きゅうりの漬け物、鶏挽肉と海老の卵(顕微鏡で見ないとわからないくらいの卵がびっしり入っているとのこと)の和え物。
 ここでビール(青島のみ)と酸梅湯を頼む。酸梅湯もここで初体験したもの。以来、他の店でもあれば注文したのだが、やはりここのは味が深い。そして、盛大にお祝いの乾杯。
 次に、あわびと海老と椎茸の湯葉巻き揚げ、イカと葱の炒め物、魚のてんぷら(漢方のソースがかかっていて不思議な味)、フカヒレの姿煮(前回は酔っぱらい蟹でした)、鴨トロ(青梗菜添え)、海老チリ(巨大な!)、水餃子、混ぜご飯、お口直しはアンズとナタデココ。
 途中、オットは中国酒を頼んだが、銘柄がいっぱいあって見てもわからないので、「○○さん(紹介してくれた人)がいつも飲んでいる紹興酒」にしてもらう。
 けっきょく、もう一組のご予約のお客さんはキャンセルとなり、貸し切りでゆっくりとお相手していただきました。
 また、お祝いにかこつけて、来ることにしよう。

 帰宅後、ベランダのミニトマトについている夜盗虫を捕獲。これでもか、というほどむさぼり食われ、茎と葉脈だけの哀れな姿になってしまった。まるまると太って身を隠す葉もすでになく、それでもしがみついていた。

8月19日(金) 

 連日のごちそう続きでも、『済南』のあとは平気。  仕事の後、軽くお昼と思って『神戸屋』に。そこで枝豆とキャベツのサラダを見つけてしまい、パンと一緒に食べる。
 帰宅後、『重慶飯店』で買った柚香餅をおやつに。
 夜はさつま芋を寒天寄せに。ココナッツパウダー入り。困ったときの寒天寄せ。

8月20日(土) 

 『しげやベーカリー』のクルミBOXを半分持ってお仕事へ。出がけに忘れそうになってオットに手渡される。このくるみBOX、以前はクルミブレッドという名前で、食パン用の型に入れて焼かれていた。BOXは、底だけ紙の型におさまっいて、箱の形はしているけれど、角がまあるい。表面の食感もやさしい。そしてパンそのものがお弁当箱みたい。
 夜はひとり『麒麟坊』で鶏ねぎ塩焼そば(鶏肉炒面)。鶏は衣をつけて揚げてあり、フェットチーネをさらに薄くしたような麺。

8月21日(日) おやつは『重慶飯店』の番餅(小)。

 久しぶりに終日我が家。掃除、洗濯、お買い物。35度の室温も、もうさほど暑くは感じない。スーパーにもむき栗がおかれていた。少しずつ、秋の気配。しかし今年は家でのんびり栗むきを楽しむことができるだろうか。
 シラスは不漁につき、今日、食べきってしまって秋までお休み。

8月22日(月) わけあって麦屋節(むぎやぶし)特訓中。

 『銀座みゆき館EST』のバタートースト(パンはくるみ)。今日はランチタイム価格ではなかっった。
 おいしっくす(Oisix)からサンチュが届く。帰宅時間を告げて家に帰ると、オットがちりめんやピーマン等を炒めていた。それをご飯と一緒に包んで食べる。
 食後には、これまたよもだ実家から届いた巨峰を食べる。このまえ届いた、名前のわからなかったのは「ヒムレット」というらしい。

8月23日(火) 下の方も更新しました。

 今日も『しげやベーカリー』のクルミBOX(半分)を持ってお仕事へ。一日中事務仕事。こういう雑用系の仕事もけっこう楽しい。まぁ長くは続かないかもしれないが。
 そして、いつもならこれで十分なはずのお昼も、つい、おやつの時間がないかも、とか、夕ご飯が遅くなる、とか思うと心配で、他にもいろいろと買ってしまう習性がある。いつでもどこでも平常心になりたい。今年は夏バテなんてどこへやら。

8月24日(水) ムットーニミュージアムは2回目以降、半券を持って行くと半額だそうです。

 仕事の後、渋谷でオットと待ち合わせ。渋谷の『カフェ・マディ』でお茶休憩。そして「ムットーニミュージアム」会場のパルコミュージアムへ。いつもより大がかりな展示なので、17時の上演会のまえに作品を見ておくつもり。エレベーターのドアが開くと、ちょうど目の前をムットーニ氏が通りかかる。チケットを買って中へ。これまで見たことがある機械や見たことのない機械がたくさん並んでいる。何分かおきに交替で動作している。ムットーニ氏がときどき出没しては、自分で解説を入れたりする。
 上演会のあと、図録とDVDを買い、ムットーニ氏にサインしてもらう。
 夕食は、このまえ入りそびれたインド・ネパール料理『カンティプール』へ。モモ、ネパールの家庭風カレー(チキン)、アルタマカレー(じゃが芋と竹の子)、ナン、カブリナン、ドゥ・カール・ポレコ(鶏肉の中にほうれん草を詰めて焼いたもの)、生ビール(カールスバーグ)、マンゴーラッシー。食後にチャイ。オットが十年ちかくまえに来たことがあって、お店のおじさんには見覚えがあるような、と言っていた。ちょっと名物おじさん風。

8月25日(木) 

 なにもないと思って安心して寝ていたら8時を過ぎていた。
 昼前にオット、雨の中食料を調達に。しげやも近所のスーパーも思ったよりお客がいるとのこと。天気のせいか、お総菜系パンが少なめだったとの報告。天気によってどのくらい焼くか、なんてことも考えるんだろうなぁ。ただこねてるだけじゃないんだよなぁ。スーパーでは地場野菜コーナーの枝豆をお買い上げ。
そしてお昼はしげやのくるみBOX。お弁当用にも買ったので、売り切れたとか。
 おやつは重慶飯店の南瓜餅。と、先日、九州から来た友だちにもらったカルビーの九州限定じゃがりこ明太子味。
 夜はゴーヤ豆乳カレーチャンプルー、枝豆、他いつのもおかずと、ご飯の代わりに『メゾンカイザー』のトゥルト。地元の枝豆100円は、枝つきで食べる部分は少なそう、見栄えもナンだが、味はなかなか深かった。

8月26日(金) 

 夜、お友だち(ハープ奏者)のミニコンサート。ハープと、打楽器(マリンバ、ビブラフォン等)のユニット。
 昼の部と夜の部があって、夜にオットとうかがった。テーマは「夏の夜には夢を見る」で、外の虫の鳴き声がユニットに加わった。
 国立もずいぶんお店が増えてにぎやかになった、とオット。駅へ戻る途中、土鍋ご飯のメニューに惹かれて、『虎萬元』へ。ウナギ山椒葱土鍋ご飯、チャーシューごろごろ葱炒飯など。

8月27日(土) 

 しげやのくるみBOXを持ってお仕事へ。夜はロシア民謡づくしのミニコンサート。歌とチェロとピアノ。帰りは東京駅構内でひとりジャージャー麺(冷)。Suica(スイカ)が使えるようになっていた。

8月28日(日) やっぱりカツはヒレだよね

 ふたりで『とんかつ三太』。一足早く注文しているお客さんが「今日、黒豚は?」。店員さん「あいにくヒレは終わってしまいました」。  地獄耳の亭主、オットに伝える前にオット「黒豚のヒレ2つ……」。店員さん「あいにくヒレは終わって……」。
 さてそこで、同じ黒豚のロースにするか、ひとつ下の特上ヒレにするかが問題ですが、即決して「じゃ、黒豚ロース」。そしていつもの貝柱とアボカドの釜盛り、茹で立ての枝豆、ビールを注文。
 帰りにお会計でいつものおじさん「すみません黒豚ヒレ切らしちゃって。タッチの差でした」。なぜ知っているの。

8月29日(月) 

 いそがしさにかまけていろいろ食べて、そろそろ気をつけなくてはと思っています。

8月30日(火) 1個あたり447キロカロリーだって。

 コンビニで、神戸屋の甘栗づくしなんていう菓子パンを見てしまい、よせばいいのにお買い上げ。
 仕事を早めに切りあげて、おうちで久しぶりに質素かつ贅沢な夕食を食べた。

8月31日(水) 

 横浜で仕事まえに立ち寄る『スターバックス』某店は、フォームミルクがいまいち。機械のせいか、バリスタの技術の問題か、店舗の特殊な事情によるものか。そして、この店舗のすぐ近くにある『アンデルセン』(ちなみにこのスタバ某店はアンデルセンがオリジナルで開発したパンを扱っている)で、くるみブレッドをおみやげに買う。ここのアンデルセン、ほかのアンデルセンの店とくるみブレッドの形がちがう。扱っているパンの種類も少しちがうかな。一般には丸い形のはじっこに切り込みを入れたお花みたいなパンなのだけれど、ここのはボックス型。しげやベーカリーのくるみBOXに似ているのでオットに見せたくて買った。
 仕事を終えたあと、オットと八王子で待ち合わせて『東京ベリーニカフェ』へ。マグロフェスタ〜fromシチリアの最終日。案内の葉書をもらっていて、今月中なら余裕で行かれると思っていたら滑り込み。マグロ解体ショーも見ることができなかた。
 フェアの特別メニューからは、ブルスケッタ(アボカドのタルタルとなすとレーズンのシチリア風トマトマリネの2種類)、しらすとフレッシュトマト・伏見唐辛子の冷製パスタ、いわしのシチリア風ソーススパゲッティ、メッシーナ(シチリアの地ビール)。ふり返ってみるとマグロ料理は1品。いわしのシチリア風ソーススパゲッティは、イワシをミンチにして絡めたうえに、さらに鰹節のような(いわしかな?)魚の粉末がいっぱいまぶしてあって量もたっぷり、くせになりそう(でも今日が最後)。
 ほかにはピッツァレジーナ(マッシュルーム、生ハム)、3種類のライスコロッケ(玄米、海老、イカスミ)、亭主はブラッドオレンジジュースをストレートで(いちおうこれもシチリアンですね。さいきんは完熟トマトとのブレンドしかメニューにないのでお願いした)。ライスコロッケも、3種類になってからは初めて。
 食後のデザートは卵白のショートケーキとパルメザンチーズのチーズスフレにコーヒー2つを追加。ケーキはどちらもふわふわあっさり。お料理も全体的に重すぎずちょうどよかった。

<<よもだ亭日乗 Home  <<よもだ亭日乗 目次