2001年5月

4月 よもだ亭日乗 目次 6月
ベルベデーレ研究報告書を読む。

5月1日(火)

 ルヴァンは知る人ぞ知る(この「知る人ぞ知る」ってどのくらいのことを言うんでしょうね)パン屋さんである。ここのパンは二度ほど食べたことがある。なかでも気に入ったのがドライフルーツとナッツの入ったケーキ。うちでケーキを作るようになったのも、もとはといえばここのケーキを食べたのがきっかけだった。それでもルヴァンで食べたあれが食べたい、同じものを作ってみたい……。
 そうしたらついに本が出た。『ルヴァンの天然酵母パン』甲田幹夫(ルヴァンのオーナー)著、柴田書店。あのケーキはベルベデーレという。天然酵母の作り方も載っている。またいそがしくなりそうな予感がする。


5月2日(水)

 寒い。オイルヒーターを出す。
 ミニトマトの植え替えをする。20本以上の芽からプランタに引っ越したのはたったの4本。1本は水栽培。残りはできるだけ早く里親を探すことにする。連休中にロケット(ルッコラ)とバジル(2袋で100円)も植える予定。
 ルヴァンのレシピはこねるに適した量を基本に書いてある。粉1kgなんて書いてあっても驚いてはいけない。ベルベデーレはドライフルーツを2週間焼酎に漬けるので、まずはドライフルーツを揃えよう。


5月3日(木)

 松山バレエ団「ロミオとジュリエット」を観にオーチャードホールへ。
そのまえに腹ごしらえをする。『いんでいら』で亭主はえびめしを食べることに決めている。岡山の名物であるというえびめしというものが、ここで食べられるのだそう。オットはハヤシライス。カレー屋でカレーを食べない人々。えびめしは、しいていえば焼きそばをご飯で作ったような、もしくはソース味のチャーハン。意外とあっさりしている。ほとんど待たずに来たのが不思議だった。
 次にルヴァンのケーキ材料さがし。ドライフルーツだけは先に用意しておかなくては。なにしろ焼酎に2週間(他のものはその間に用意する)。レシピからわが家のケーキ型に必要な分量を割りだすと、干しいちじく250g、干しあんず130g……。今回だけは材料費に目をつぶり、とにかく基本に忠実に作ると決めた。
 すてきな舞台を見て、またお稽古に頑張ろう、と思いながら地元に帰る。連休中なのでラッシュもない。『リアナ・パデッラ』で、4つのチーズのピッツァを食べてみる。見た目にはよくわからないが、場所によって味が違う。ブルーチーズらしい強烈な味と匂いがして、家に帰るまで手にチーズの匂いがついていた。


5月4日(金)

 パンを焼く。今まではもやし研究会から取り寄せた全粒粉を使っていたのだけれど、どうもパン作りには向かないようなので、全粒の強力粉を用意した。作るのはもちろんくるみパン。簡単なレシピも見つけた。新しいイーストも買ってある。
 朝食を終え、とりかかるまえにもう一度本を見たら、バターがないことに気がついて買いに行く。電子レンジの解凍モードでバターをチンする。強力粉はきめが細かくて、こねているうちにみるみる弾力が出てくる。ジェフの剛毛の下の、肌に近いところ、毛を刈りとられた羊の肌のようなやわらかさが気持ちいい。ずっとこねていたい気分である。悲しいとき、疲れたときはパンをこねるべし。気がついたらくるみを入れ忘れていてあとでなじませるのに苦労した。
 あたたかいとはいえ生地を醗酵させるにはもう少し温度がほしいので、電気あんかの上にボールを載せたのは正解だった。オーブンに入れる位置がまずくて少し焦げた。待っている間にベルベデーレの下準備。プルーンは種を抜いて、いちじく(椎茸みたい)は半分に切って、合計760gのドライフルーツを麦焼酎250ccに漬ける。
 夕食は焼きたてのくるみパン、トマトとアボガドのサラダ(自家製パセリとミント入り)、蒸し焼き玉ねぎ、ししゃもの南蛮漬け(いただきもの)。パンは表面は焦げたけれど中身がふんわりとしてなかなかおいしい。残りは明日のお弁当にする。



5月5日(土)

 昭和記念公園へ遠足。今日は祝日だから入園料はただかな、と思ったら、無料サービスは子どもだけであった。そうだ子どもの日。わたしの誕生日でもあるのだけれど。
 お花畑はポピーが満開。腰をかがめれば地平線までずっとポピーしか見えないような気分になる。桜の木の下にシートをしいて、持参のくるみパンと紅茶と蕪酢でかなり早めの昼食。蟻さん鳩さん鯉さんに分けてあげることなんてまったく考えずに平らげた。
 夕食は立川中華街の『ル・パルク』で、広東風浅漬け、蒸しエビのにんにく風味(エビを殻付きのまま開いて蒸してある。生のにんにくの香りがかなり強烈。「気のおけない仲間とどうぞ」と書いてあった)、もち団子(卵形で、外側はからっと揚がっていて中はむちむち。かすかな甘みがある。具は何だったか)、ピータン粥、チャーシュー入り饅頭、ちまきなどを食べる。メニュー選びはほとんどわたしの役得。オットは春巻を食べるつもりだったのにすっかり頼むのを忘れていた。


5月6日(日)

 気がつくとアーモンドにアブラムシがいたので、虫除けの薬を播いた。あとになって、薬を使わないで病気や害虫を防ぐ方法がかかれた本を見つけた。アブラムシには牛乳を霧吹きで吹きかけると効くらしい。アブラムシの天敵、てんとう虫が寄ってくる植物、なんていうのもある。てんとう虫は恥ずかしがりやなのか、直接アブラムシのところに連れていっても逃げてしまうので、てんとう虫の好きな植物を一緒に育てるとよいのだそうだ。その土地、その季節に生える草も害虫から身を守るエキスを含んでいるのだとか。雑草もあなどれん。


5月7日(月)

 オットがいつのまにか生姜のはちみつ漬けというものを作っていた。生姜を細く切って蜂蜜に漬けただけ。
 午後にバジルとロケット(ルッコラというよりロケットの方がいい)を蒔いたあと、おやつのトモに、はちみつジンジャーティーを入れた。


5月8日(火)

 相模川ふれあい科学館で、春の特別展として「世界のカメ大集合!!」というのをやっている(今月13日まで)。実家に近いので、両親とジェフの大好きだったおばあちゃんと一緒に行く。展示されていたカミツキガメは獰猛で、ペットとして飼われていたのが手に負えず、公園の池に捨てたれたのを保護したものらしい。ゴールデンウィーク明けでしかも雨なので施設は貸し切り状態で見ることができた。
 そのあとすかいらーく系のバイキングの店で昼食。パスタやピザにも果敢に挑む。わたしはソフトクリームの機械の止め方がわからず、とめどなく出てくるクリームを器で必死に受けていた。


5月9日(水)

 トマトにもアブラムシ。とりあえず楊枝で取れるだけ取る。今度みたら本当に牛乳をかける。ロケットもすでに発芽しはじめている。
 友人と『ブコ・ディ・ムーロ』で夕食。結婚祝いを半年遅れてようやく渡す。こちらは誕生日祝いと新婚旅行のお土産をいただく。アブラムシの話をしたら、「牛乳ふきかけるといいんだよね」と彼女。何で知ってるのと聞いたら「テレビでやってた」。そうかみんな知っているのか。
 女二人連れだととうぜん食後のお茶はケーキつき。


5月10日(木)

 朝、起きてみるとロケット大発生。夜のあいだにたくさん芽が出た。まびきすることを思うと胸が痛む。まびいたのは食べてやろう。心なしか色が薄いが、曇り空でも一日で青くなった。


5月11日(金)

 ふたたびピザを作る。今日は、パンを焼いたときの全粒強力粉を使う。具は缶詰のホールトマト、カラーピーマン(赤、橙、黄)、赤玉ねぎ、ハムの切落とし、自家製パセリ、オレガノ、モッツァレラチーズ。
 強力粉を使うと仕上がりがふっくらする。生地の醗酵が終って焼くまで時間があったので、冷蔵庫に入れておいてもなおふくらみ続け、盛りつけでは具を欲張らないようにしたのに、焼いたら生地がふくらんでまた古墳みたいになった。やはり味は今まででいちばんおいしい。
 あまった材料は一部をピクルスにして保存し、さらに残ったものは炒めて今晩のおかずにした。



5月12日(土)

 お稽古まえにちょいとかねひろ治療院へ行くため、昼前に家を出る。
 オットのほうはというと、きのう残り物で作ったマリネがおいしくて、これをつくるためにわざわざ材料を買ってもいいくらいだと言っている。まだ残っていると知ってほっとした。


5月13日(日)

 今日は雑誌に載っていたレシピをヒントに作ったカレー、だそうです。ポイントは、玉ねぎをよく炒めるところらしいんだそうです。じゅうぶんおいしいのですが、シェフ曰く(ジェフ、ではない)、すりおろした人参の口あたりが気になるのだそうです。やっぱりちゃんとしたおろし金を買おうかな。


5月14日(月)

 アブラムシ健在。そこでついにアーモンドとトマトの苗に牛乳を散布した。本の説明によると、葉の朝露が落ちてから散布すると夕方にはアブラムシが窒息しているのだとか。牛乳のかかった葉は緑がいっそう濃く艶が出て、薄い膜ができる。夕方、「死んでいるかしら」(柴田元幸さんの著書のタイトルのまんま)などと言いながら葉をめくってみる。
 ロケットに後れること5日、バジルも発芽。


5月15日(火)

 「イタリア・ルネサンス」展を観に国立西洋美術館へ。
 お昼は幻の豚まんかそば、と決めていた。豚まんはこの時期やっていないかもしれないと思ったけれど、動物園の手前の売店には「幻の豚まん」という旗が翻っていた。さすが上野名物。飲み物を買って、日陰のベンチをさがして食べた。不忍池を左にぐるりとまわってからアメ横をぬけて『福助』へ。亭主はいつもの白玉クリームあんみつ、オットは白玉ひやしあずきを食べる。街角で武富士のお姉さんが「ご協力おねがいします」と懸命にティッシュを配っている。めずらしいと思ったら放火犯の似顔絵入りだった。
 新宿を経て夕方には立川へ。色のついたお米が食べたいという欲求を満たすべく考えた結果、課題を残した店でパエリアを食べることにした。ここではスパゲティをパスしてシーフードパエリア、フレッシュトマトのピザ、茄子とズッキーニのサラダを注文する。パエリアはあさり、ムール貝、いか、蛸、海老、パプリカ、トマト、オリーブなどが入っており、ご飯にチーズが混ぜ込んである。味はかなり濃厚でおいしいけれどやや塩気が多い。ピザの生地は八橋のように薄くやわらかい。これは塩加減も適当で、フレッシュトマトと何かのスパイスの香りが活かされている。


5月16日(水)

 お出かけが続くため本日は粗食。
 豚肉が安かったので細切れを買って別館へ行きお好み焼きを作る。粉の分量の割に具だくさんになったのでまとまりはよくないけれどおいしかった。たれはケチャップと豆板醤とウスターソース。


5月17日(木)

 新橋演舞場にてスーパー歌舞伎「新・三国志II 孔明篇」を観劇。
 夜は立川中華街の『菜香』で夕食兼合同お誕生日会。ビール(レシートには卑酒とあった)と烏龍茶で乾杯。前菜はピータンと野菜の甘酢漬け。それから海老入り蒸し餃子、小龍包、シュウマイ(平凡ながらとてもおいしい)、アスパラのXO醤炒め、チャーシュー饅頭(中華に行くと最近はかならず食べる)、白粥(白いお米はひさしぶり!)、葱そば。
 あすはいよいよベルベデーレを作る。


5月18日(金)

 ロケットの本葉が出てきた。ぜんぶ育つと大変なのでまびく。ほんの数センチほどの芽でももったいないのでお昼のそばの具にした。変わり種冷やしそばの具は、大根酢、ロケットの双葉、納豆、わかめ。
 本日の目玉ベルベデーレ作りは、準備に大騒ぎをしたわりにあっけなくできた。午前中にローストしておいたナッツが香ばしく、よくつまみ食いをしないで頑張ったと思った。できあがりは満足満足、ほっぺに羽が生えて飛んでゆきそうε○з©。くわしくはまたのちほど。(21日追記)掲載しました


5月19日(土)

 アブラムシは知っている。牛乳を散布したあとに出てきた新しい葉には牛乳がついていないことを。


5月20日(日)

 友人と食事。新宿伊勢丹の『ロイヤルコペンハーゲン ティーラウンジ』でカレーを食べる。日曜日で待ち合わせがちょうどお昼どきだったので混んでいるかと思ったらそうでもなかった。カレーが入っているトランクェーバーのボート型の器は、なんと受け皿の部分がくっついている。この前は気づかなかった。デンマークではよく使われるのだろうか。
 買い物をすませたあと、引きつづき友人を『アフタヌーンティールーム』に連れてゆき、アップルパイをすすめる。いたく感動した様子だった。


5月21日(月)

 ちょっと寝坊。朝食がおそかったのでお昼は鳴門金時の焼き芋とザワークラウトとマリネ。
 ミニトマトにつぼみができている。見つけたときは虫だと思ったのだ。取ろうと思って近づいて見てみたらつぼみだった。苗はまだ10センチくらいなのだけれど、大丈夫かしら。朝起きてまずベランダに出るのが楽しみな今日このごろ。


5月22日(火)

 夕食はクスクス料理(食べたからといって笑いがとまらなくなるわけではない)。鶏の手羽元とトマト他野菜いろいろ、スパイスいろいろを煮込んだもの。ローズ・ド・サハラのモロッコ風クスクスもなつかしい。


5月23日(水)

 天気が悪いとフシブシのご機嫌も悪い。かねひろさんちへ行ってリフレッシュする。昼食はまえから気になっていたチキンカレーを出している喫茶店を偵察したが、オットに義理を立ててカレーではなくベーグルのランチにする。隣の席に坐ったにぎやかなご婦人三人(どうも同じビルに勤めている常連さんのよう)が三人ともカレーだったので、観察させていただいた。器が大きい(量はそれほどでもない)くて、二人用の席で二人ともカレーだと食べるのは大変そうな感じ。コーヒーは濃いめのものが多く、紅茶の種類もあるので、オットと一緒にカレーを食べに来てみようと思う。
 夕食は別館へ出張し、餃子を作る。作るたびにこんどこそ皮の枚数と具の中身を計算しながら作ろうと思うのだが、今日も運を天にまかせてしまった。残った一枚の皮はスープに入れた。


5月24日(木)

 小田急美術館で「ルドン展」、アイマックスシアターで「ブルーオアシス」を観る。
 今日は買い物運もあまり良くないらしく、探し物もてきとうなものが見つからない。地元に帰り『カンティーナ』で夕食にする。ワインリストを見もしないうちに断ってさっそく注文。
 ゴルゴンゾーラとくるみのブルスケッタ――ブルスケッタの意味もわからずにチーズとくるみに惹かれて頼んで(前回のスカンピのときもそうだった)来たのはフランスパンの輪切りにくるみとゴルゴンゾーラをのせてカリッと焼いたもの。パンの下にはロケット(ルッコラ)が敷かれている。見た目からは想像しなかったような味が口に広がる。あの甘みはチーズにはちみつを混ぜているのだろうか。それからイタリア野菜の煮込み(カポナータ)。ピッツァマルゲリータ(モッツァレラチーズとバジリコのトマトソース)を食べてピザの歯ごたえに思わず目を細める。つぶ貝のクリームソースのリングイネはソースがスープのようにさらりとしていて、リングイネは固めの茹で加減。オットはビール、亭主は相も変わらずブラッドオレンジジュース。


5月25日(金)

 生育のいちばん遅いトマトの苗にふたたびアブラムシが発生。牛乳を散布しながらふとロケットを見ると、葉に白いぽつぽつができている。裏返すとこれもアブラムシがびっしり。できるだけ取ってから牛乳を散布する。近ごろパセリのまわりにも小さい虫が飛び交っていて、葉に元気がない。こちらは酢を薄めて吹きかける。ベランダ菜園でさえこれなのだから、農家はご苦労なことだ。
 午後、パンを焼く。この前のを基本にしてさらにレーズンを加える。その時ある材料によってくるみだったりくるみとレーズンだったりするだろうから、このパンを「くるみand/orレーズンパン」と名づける。
 夕食はできたばかりのパンと、鮭とアスパラガスのチーズ焼き、アボガドとトマトのサラダ、そして納豆味噌汁。


5月26日(土)

 朝早く起きてひとりくるみand/orレーズンパンを食べながらインスタントコーヒーをすすり、実家の最寄り駅へ向かう。駅で車に拾ってもらい、ジェフの骨をお寺に埋葬する。必要のなくなったトイレ用シーツや未開封のドッグフードを獣医さんにもらっていただく。用事が早く済んだので家に帰り、昼は大和芋のとろろそばを食べる。
 夕方からバレエのお稽古。発表会で自分の出るものがようやく決まり、スケジュールも出た。今年はバレエも仕事も勉強も悔いのないようにするとジェフと約束した。


5月27日(日)

 本日もお稽古。そろそろ暑さにバテないように体力をつけなければならない。と思いながら家に帰るとご飯が待っていた。納豆がとてもおいしく感じられた。


5月28日(月)

 カッテージチーズを作ろうと思い、牛乳を鍋に入れて火にかけた。レモンを出してみたらカビがはえていた。防腐剤、除草剤、ワックス不使用の国産レモンだからまあカビがはえても驚くまい。カビも立派な風物詩よね。そろそろもやしも気をつけてやらねば。
 そして牛乳に待ったをかけてわたしはレモンを買いに行く。


5月29日(火)

 別館へ里子に出したミニトマトのつぼみが開きかけているという報告を受けた。アブラムシにはそれほど悩まされていない様子。よもだ亭のミニトマトのつぼみはまだつぼみのまま。成長の遅い苗にアブラムシが集中している。ミニトマトはまだ良いほうで、ロケットの方は取っても取ってもやってくる。日当たりは申し分ないけれど、まわりは垣根も何もないからアブラムシも寄ってきやすいのだろう。来ちゃだめとは言ってないの、わたしたちの分も少し残しておいてアブラムシさん。


5月30日(水)

 東京グローブ座にてロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによるシェイクスピアの「テンペスト」を観劇。その前に近くの韓国料理の店で冷麺を食べる。
 この日のためにいちおうテンペストの翻訳を読んでおいたのだけれど、終ったあとで、原文にも目を通しておいた方がよかったねと話し合う。
 立川まで戻り、伊勢丹で、次に作るベルベデーレの材料といっしょにポップコーン用の実を買った。とうもろこしをもやしにするとおいしいということを本で読んだのでさっそく試してみることにする。そうこうしているうちにいつもの夕食の時間がすぎてお腹が空いてきた。久しぶりに『洋食亭ブラームス』で亭主はジャンボエビフライ、オットは牛タンシチューを食べる。


5月31日(木)

 近所のスーパーは月に一度の一割引の日。朝食後、雨がやんでから買い置きリストを持っていざ乗り込む。オットは両肩に買物袋(持参の布袋)を、わたしはリュックで片手にトイレットペーパーを持ち、重さにうめきながらも充実感を味わった。
 戻ってオットはさっそく夕食のカレー作り。薬味おろしで人参をおろしたとのこと(てきとうなおろし金が見つかっていない)。おかずはなんと納豆とカイワレのライスペーパー巻き。



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