2004年9月

8月 よもだ亭日乗 目次 10月

第36週 8月30日〜9月5日

 〜お片づけ〜
 一度収穫が終わったあともどんどん花が咲いて茎を伸ばしていたミニトマトはついに息切れしてしまいました。そして毎年、葉っぱを出しては虫にやられてただの棒になるのを繰り返していたアーモンドも、今年は猫じゃらしが育つばかりで新しい葉が出ませんでした。楽しませてくれてありがとう。そしてさようなら。うちで元気に育っているのはサボテンばかり。

 〜なんだかできちゃった発明料理〜
 なんとなく、茄子を少し炒めてからココナッツ風味のスープ仕立てにしようと思い、生姜と茄子をオリーブオイルで炒めてからナンプラーと水で溶いたココナッツパウダーを投入。茄子が水分を吸ってしまったのと、もともとスープが少なすぎたのもあって、茄子のココナッツ煮のできあがり。それがなんと絶品! 和風の煮物に比べて手間もかからず、ずいぶんと洒落た一品ができてしもうた。

 〜お出かけ〜
 東京都美術館「よみがえる四川文明」。黄金仮面がいっぱい。おどろくほどすいていて快適。このくらいすいていて静かなのが理想だけど、主催者は大変です。駅前で呼び込みをやっていました。
 おひるはおさぼり喫茶のカヤバコーヒーへ。素敵に年を重ねた喫茶店。おさぼり喫茶で見つける以前、たまたま通りかかって見つけたところだ。バタートースト2つ、オットはカフェーオーレー、亭主はルシアン(コーヒーとココアのミックス)を頼む。およそ6枚切りといわれる厚さくらいのトーストにバターを塗って、サンドイッチのように2枚重ねてある。つまり1人前が厚切り2枚。素朴なおいしさ。
 夜は久しぶりに『コム・ベトナム』。少し遠慮して、開店時間から少し経って入る。今日の厨房はマダムのお姉さん。お二人ともとてもよく似ているが、今回はちゃんとわかった。3種類の生春巻き、揚げ春巻き、ベトナム風お好み焼き、豚肉・海老とパパイヤのサラダ、ベトナム風おかゆ(魚)、ビーフンあんかけ、鶏肉のレモン焼き、ビール。メニューの冊子が新しくなって、いつものあれが載ってない、なくなっちゃったのかなと思っていたら、他のお客さんは頼んでいた。一冊一冊、手作りなのである。

 〜夏もおわり 発表会も終わった〜
 9月に入り、コンビニで中華まんを見た。そうか、中華まんは9月から出るのか。

 〜来週の挑戦〜
 おいしっくすからの予告。青パパイヤとナーベラーが来ます。未知の食材が2つ。どうすべー、変更しようかとも思ったけれど、せっかくなので待ち受けることにする。だから『コム・ベトナム』でもパパイヤのサラダを食べたのです。

第37週 9月6日〜9月12日 感激の一週間 自慢話に聞こえたらごめんなさい

 〜火曜日はパパイヤサラダ〜
 くだものとしてもほとんど食べたことがない。まんまるを手にとって見るのも生まれて初めて。
 皮をむいてフードプロセッサーで千切りにする。そうとうな量である。水にさらしてから、ヌクチャム(ニョクチャム)とくだいたくるみ(ピーナッツの代わり)をかける。お店で出すなら何人分になるだろう。これだけあると立派なメインディッシュ。なんだか麺を食べているような感じ。

 〜水曜日はナーベラーに挑戦〜
 ナーベラー。つまりヘチマ。へちまって、食べられたの? 種類がちがうのかなぁ。ヘチマコロンを作るかタワしにするくらいしか使い道を知らなんだ。
 沖縄料理では味噌煮にするらしいのだけれど、あいにく味噌がない。そこでなんとなくココナッツ。先週の茄子の応用でございます。ついでにゴーヤチャンプルー風におかかをかけよう。そうして作っていたら、茄子とは反対にナーベラーの水分が出てきて、茄子で作るつもりだったスープ仕立てになった。勝手にそれぞれがそれぞれの持ち味を活かして料理になってくれる。
 ところで、ナーベラーの料理を調べていたら、どれも「皮をむく」とあったので、むくつもりでいた。そこへ「むくの? ゴーヤだって、ズッキーニだって茄子だってそのまんま食べるじゃない」とオット。これで失敗したらどうしてくれようと思いつつ、皮ごと調理した。何てことはない。食べられた。
 う、うまい、うますぎる。会心のでき。

 〜木曜日は〜
 琳派「RIMPA」展。国立近代美術館(竹橋)の近辺は食べるところが少ない。科学技術館の食堂『ザ・スペース』とか、北の丸公園の北の丸休憩所『ザ・フォレスト北の丸』とか、あるにはあるのだけれど……。
 駅の上のパレスサイドビル(すてきに鄙びたオフィスビル!)にマクロビオティックレストラン『クシガーデン』デリ&カフェ店を見つけて入る。ベジタブルカレーのセットと日替わりランチプレートを食べた。カフェテリア形式なので、注文したあともレジまでおかずを眺めつつ移動していたら、玄米のおにぎりが大きくておいしそうだった。こんどはおにぎりと好きなおかずを選んで食べてみよう。
 久しぶりに神保町を歩く。新しいお店が出来ていて、ちょっと様子が変わっている。休憩は御茶ノ水にある純喫茶『ミロ』で。駅まえの通り出ている看板だけは知っていたけれど、路地……というよりビルとビルのすき間を入っていったところに入り口があるのでひとりでは入る勇気がなかった。行ってみれば、そこだけは時間の流れ方がちとちがうような、これもすてきな純喫茶。もう大丈夫、ひとりでも来られる。隣の人の食べていたナポリタンにそそられる。

 八王子に戻って図書館の本を返したり、カルディでいろいろまとめ買いをしたり、新しいお店を覗いたりしつつ、けっきょく夜は『ベリーニカフェ』へ落ちついた。9月のおすすめは秋刀魚と茄子。毎月おすすめ素材で料理を出すようになってから、お気に入りだった定番の前菜がなくなったのがちょっと残念。今日はめずらしく、ピザ1枚のパスタを1種類にして伊達鶏のオーブン焼きを頼んでみようと思ったら、注文を受けているお姉さんが「かなりの量になりますが」という。伊達鶏が大きいのかと思ってたずねたら、「ピザの大きさはこのくら、パスタは120グラム……」と説明をはじめた。どうやらわたしたちの注文の全体量が多いことを心配してくれていた様子。鶏料理の分量を確認して、ためらわずにお願いする。
 料理の終わりの方でデザートをすすめに来たお姉さんはたぶん別人。

 〜きものでお出かけ〜
 お知り合いの日舞の公演へ。きものを着てゆこうと決めていたので、毎日天気予報を見ては一喜一憂。前日ちょいと練習をして、当日は早起きをしてなんとか着つける。一日中、しかもきものを着る人がたくさんいる所へ出るので少し緊張気味。しかし、本日の目的は名取として披露されるお知り合いの踊りを見ること。多少へたくそに着つけても気にしない、気にしない。おいしものを食べようなんてことも考えない。
 といいながらも、けっこううまく着られたな、と悦に入ったり、友だちにほめられたり、公演の途中しっかり抜け出して、なつかしの『可否道』で、チーズケーキを食べたりした。
 今年に入ってから、きものを着て生活をしていたころの体の使い方を勉強して、補正しなくてもきれいにきものが着られるのだということが少しずつわかってきた。補正しなくては着られなくなったというのは、体型の変化もあるかもしれないけれど、体が着方を忘れちゃってるところが大きいと思います。
 むか〜し着付けは習ったのだけれど、手結びで何も器具を使わず補正もせずっていうのはこれがはじめてで、途中、あまり締めつけ感がないので、「紐ゆるんじゃってるんじゃないかなぁ」と心配もしましたが、12時間以上、外できもので過ごして帰ってきて脱いでみると、腰ひもはばっちり留まっておりました。

第38週 9月13日〜9月19日 写真載せました。第39週目もアップしました。↓

 〜胃ガン検診〜
 ペットボトルに麦茶を入れて持参。オットと別々に申し込んだので、予定時刻がそれぞれちがう。オットは9時台、わたしはお昼近く。家で何も飲まず食わずおとなしく居られそうにないので、オットについて会場へ。同じ待つのでも家にいるよりはいい。あわよくば早めに受けさせてもらえるかも、と淡い期待を抱いていたのはたしかだが、受付けの人にしかられた。他にも、水は飲んでいいと思って飲んでしまった人がいて、帰される人もいた。
 さいわい、人が少なかったので早く受けさせてもらう。基本健康診断と分けて受診するようになって初めて。検診車や検査する人がちがうとこうもちがうのか、ものすごくハードな動きを要求される。今までよりバリウムの量が減ったのと、短時間ですむようになったのはよかった。

 〜お出かけ〜
 東郷青児美術館のピカソ展。招待券があたったので持参する。一筆書きのデッサンがおもしろい。
 原宿へ。おさぼり喫茶の『クリスティ』でお昼。このまえと同じ角の席。オットはプレーンスコーンとニルギリ紅茶のセット、亭主はミックススコーン(レーズン、チーズ、クルミ)ホットコーヒーのセット。原宿のギャラリーで個展を観る。あとからふらっと入ってきた人に声をかけられ、それが絵を描いたご本人だと知っておどろく。
 歩いて新宿へ。以前栗釜めしを食べたお店を偵察。栗なし。栗のデザートが食べたいと思って入った店でパンプキンプリンのタルトに目と心を奪われ、パンプキンタルト1つをふたりで食べる。  立川に戻って夕食。グランデュオに最近できたイタリアン。ディスプレイで見て印象が強かった厚切りパンチェッタとたっぷりトマトのピザを食べる。ブラッドオレンジジュースの英語表記がBrad Orange Juiceとなっていた。思わず辞書を引くわたし。

 〜ベランダの気まぐれ〜
 先月、ベランダの怪を報告しました。あの朝顔、こりゃだめだな〜と思いつつ、片づけるのも面倒で放っておいたら、紅葉しました。さらに放っておいたら、まあなんと、いつのまにかつぼみができて花が咲いていました。といってもなんとかつぼみを開こうと努力してなんとか開きかかったところで終わってしまいましたが。
 なんでもさっさと見切りをつけるものでもありませんね。ずぼらでよかった。

 もう一つ。さらに上をゆくずぼら話。  先のミニトマトはさすがに片づけてしまいましたが、昨年かおととし、ミニトマトを育てたプランタは、土や敷石を残したまま、使わなくなった土入れにしてしていたら、あるとき何やら芽が出ました。ちょっとそこらの空き地に生える草とはちがうけれど、トマトにしてはひよわだなと思っていたら、いつのかわからないミニトマトの芽でした。そして花を咲かせましたが、今年のが途中で息切れしたのでたいして期待もしなかったのが功を奏したか、ちゃんと実になりました。
 さて、食べられるところまでたどり着くかどうか。

 〜栗〜
 ◎ヤマザキの「秋探し 秋の味覚三色パン 芋栗かぼちゃ」を衝動買い。
 ◎毎年親類の家から栗が送られてくる。ご飯を炊く日に栗をむく時間がない。でも早く食べたい。
 そこで、むかし萬珍樓で栗の入った料理を食べたなぁということを思い出して、栗の中華風餡かけを作ってみた。餡かけの濃厚な味にも負けず、ちゃんと栗の味がするところが嬉しい。
 ◎日曜日にはオットが腕をふるって栗カレーを作る。残り野菜もゴロゴロいれたので、栗を探しながら食べておいしかった。

第39週 9月20日〜9月26日 

 〜サイゼリアが〜
 11日立川にオープン。太極拳のあと偵察に行くと、祝日のためか長蛇の列。さっさと『アンデルセン』へ。メンチカツサンドとカフェラテ。今日はいつもとちがう若いお兄さんがカフェラテを作っている。まだ慣れていないようで、ミルクの泡立て方がいまいち。

 〜お出かけ〜 
 マティス展(国立西洋美術館)。今日は動物園もほかの美術館も休館が多いので上野公園は閑散としている。常設展示の「オランダ・マニエリスム版画展」はお昼のあとということにして、おさぼり喫茶の「カヤバコーヒー」へ。フレンチトーストを食べようと思っていたのだけれど、今日はやっていないというので、オットはジャムトーストとカフェーオーレー、亭主はバタートーストとコーヒー。まえにも見かけた浴衣姿のご老人。出逢う確率からして近所の常連さんとみる。ふたたび国立西洋美術館に戻って常設展を観る。
 なんとなく銀座に出て伊東屋の手帳コーナーをのぞいたり。ちょっとの休憩で入ったスタバへ。銀座松屋通り店はスタバが日本に来たころからある店で、当時銀座線通勤していたわたしがよく入った懐かしい店。しかしちょうど改装中(閉店するのかと思った!)なので、銀座マロニエ通り店へ。そこでおいしそうなケーキを見つけてしまう。木の実のケーキ、アップルクランブルパイ、オットはアールグレイ、亭主はカフェミスト。カフェミストは本日のコーヒーに泡立てたミルクを載せてくれる。こんなんがあるの知らなかった。他でもやってくれないかな、本日のコーヒーで。このスタバの近くに悉皆屋さんを発見。そうか、ここにあったのか。
 新宿へ。ルミネ2の青山ブックセンターの跡にできたブックファーストを覗いてみる。雰囲気はほあまり変わっていない気がする。
 夕食は『コート・ロッジ』。実に久しぶり。実はここではコースでしか選んだことがない。まだまだ食べ尽くしていないのである。夜のお楽しみがあるのであまりゆっくりできないので、てきぱきと注文。ランカサモサ、ランカオムレツ、カボチャカレー、魚カレー、ロールゴダンパ、ライス、生ビール(モルツ)。ここでハタと、ランカとはスリランカのランカなのかと気がつく。
 サモサ……小振り。マンゴチャツニをつけて食べる。このマンゴチャツニ、以前は辛くて大騒ぎしていたはずなのに、今日はなんということもない。  オムレツ……鉄鍋に入ってじゅうじゅう言いながら出てくる。半熟で、表面にケチャップがかかっている。玉ねぎや青ねぎらしきものと、牛挽き肉が入っている。スリランカ風なのかどうかはよくわからないが、おいしい。
 カボチャカレー……日本の煮物みたいに大きくカットしたカボチャがごろごろ。黒こげのにんにくの風味が独特。  魚カレー……はぶりのような魚。
 まだまだ気になる料理がある。また来よう。
 そして本日のメインは谷山浩子猫森集会。

 〜パソコン〜
 パソコンが壊れた。3ヶ月まえに再インストールしたばかり。
 おかげで、というかなんというか、立ち直り方の手順はまだ鮮明に覚えている。このさいだから真っさらにしてしまえ。

 〜おうちご飯〜
 ◎パソコンが壊れた日。好評につきオイシックスで再注文した青パパイヤで青パパイヤのサラダ。今回のは皮がむきにくくて、なんとなく旬はすぎたなと感じる。
 ◎ビタD椎茸は、ビタミンDが豊富に含まれていて、一日ひとつにしてください、とのこと。ひょえ〜。まずは山芋と一緒にオーブンで焼いてみました。肉厚でびっくりするほど身が締まっているの。
 ◎今週も栗の餡かけ。しかもぼっちゃんかぼちゃと一緒。栗とかぼちゃを一緒に餡かけにするなんて贅沢やのう。と言いながら、これで芋(さつま芋)があれば完璧、などと思っている。
 できあがって食べ始めたところでショック。栗が半ナマである。まえもって茹でておいたのだが、不十分だったようで。鍋にもどすってわけにもいかず、途方に暮れていたら、オットが「栗だけ電子レンジに入れてみよう」と天の声。事なきを得る。
 ◎週末、よもだ実家から鳴門金時(さつま芋)が届く。来週にはおいしっくすからもさつま芋。ををを。
 ◎日曜日、オット自ら栗をむき栗ご飯を炊く。これで栗をむく楽しさに目覚めたろうか。

9月27日(月)

 かなりの雨なので太極拳はバスと電車を乗り継いで。
 お昼は『サイゼリア』を探検。ちょうどお昼時なので順番待ち。先週の祝日のときよりは混んでおらず。冷たいパンプキンスープ、青豆とジャガイモの冷たいスープ、パルマ風スパゲッティ(トマト味)、ペペロンチーノ。
 なんとなく、新しく店ができると気になるのですね。でもって青豆とジャガイモの冷たいスープにちょっと惹かれたし。パスタは無難を極めたというか超最大公約数を追求というか、おいしくないのではないけれど、なんだかよくわからない。
 アンデルセンのシールがけっこうたまった。シールと交換してもらえる記念品のカタログが10月から変わる。よほどためないと本当に欲しいものは手に入らない。しかし新しいカタログからは、欲しいと持っているものが消えている。そこで9月中に駆け込むことにした。申し込んで引換証をもらったあと、同じフロアで買い物をしていたら、「先ほどアンデルセンにお越しいただきました、よもだ(仮名)様、お近くの係員までお申し出ください」。なんと一部シールが貼られていないところが。
 家に帰って、新しいシール帳に貼っているシールを数えると、これで足りることが判明。そこまでするか?
 Oisix(おいしっくす)のクッキングトマト。ほんとうにホールトマトの缶詰の絵と同じ形をしている。プラスチックの容器におとなしく収まりきらず、ちょっと怪我をしているので即座にソースを作る。

9月28日(火)

 お昼はクッキングトマトソースを使った田舎風スパゲティ。細切りにしたじゃが芋、ホワイトマッシュルーム。芋類を入れるとなぜか田舎風、と呼びたくなるのです。
 おやつのあと、栗むきに突入。鳴門金時といっしょにぼっちゃかぼちゃのポタージュを作る。牛乳の代わりにココナッツミルクを使う。
 貧乏性なので、薄めることに抵抗がある。分量が減るわけではないのだが。そして皮ごと使ったのでかなり緑色。なんだかポタージュというより、栗とさつま芋をかぼちゃ餡で和えた、という代物に。好きだし、悪くはないのだけれど、なんだかマニアの域を出ていない。

9月29日(水) アネージ、今年もキャンペーンの季節がやってまいりました。

 きのう作ったかぼちゃのペーストで、何を作ろうかと思案する。一か八か、かぼちゃのクリームソースということでスパゲティに。力を抜いて、ごくふつうにソースを作る。好物となると、なんとしても「おいしく食べてやる」という欲を張るからいけない。いや、きのうのだっておいしかったのだけれど。
 んんん、偶然にしかできない料理です。わざわざ最初からこれを作ろうと思ってかぼちゃをココナッツミルクで溶いてペーストにしようなんて思わないもの。ニョッキにも合いそうだな。
 本当に貧乏性なので、まだ一部ペーストを残してある。午前中に煮ておいたりんご(紅玉)、きのう蒸したさつま芋(夕食のあれ)の残り、をタルト型に入れ、このペーストを塗り固めてくるみをトッピングしたおやつ。これでダイエットを決意したというのだからあきれる。

9月30日(木) 

 渋谷、Bunkamuraザ・ミュージアムの「グッゲンハイム美術館展」へ。渋谷には何軒かおさぼり喫茶があるので、探しながら歩く。ダイソーがなくなっていて、周囲の景色が変わっている。道の数も増えたような、それは気のせいかも。
ル・シネマでは「バレエ・カンパニー」を上映しているらしい。まえに映画の予告で見ているはずなのをすっかり忘れていたのはよもろぐにも書いたとおり。
 「グッゲンハイム」、さいきんマティスやピカソを続けてみたので、同じ画家の同じモチーフの絵に出逢うと不思議な感じ。勢いに乗って「バレエ・カンパニー」も観る。主人公のすまいが素敵なのは映画なのである程度あたりまえ、ですが、ダンサーの鍛えられた身体、あれはホンモノで美しい。
 お昼はBunkamura近くのおさぼり喫茶で。ママレードトースト、ミックストースト、カフェオレを2つ。耳を切ったパンが4切れずつ。ミックストーストは、卵、ポテトサラダ、ツナ、ハム。付近にあるはずの西洋アンティーク美術館は今回も見つからず。
 おさぼり喫茶の「広場」を探すが、あるはずの場所にない。
 買い物のあと、夕食の戦略会議のため休憩場所を探す。おやつが主の目的ではなく、ちょっとコーヒーを飲んで休憩なだけなのにあまり真剣に悩むのはやめよう。といいながら、エクセルシオール(好きだけどカフェモカがミルクでなくクリームなの)に入りかけて別の場所へ。
 立川へ戻る。アンデルセンで記念品の申込み。今のカタログは今日でおしまい。砥部焼きの小皿2枚セット。ほとんど執念。
マユール』、今回はちょっと趣向を変えて、カレーをメインにしないことにした。はじめはカレーを頼まないことにしようと思ったのだけど、一品だけ。

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