2003年7月

6月 よもだ亭日乗 目次 8月

7月1日(火)

 「あなたはまだドライイースト?」という挑発的な帯の文句が気になって買ったパン[amazon.co.jp/bk1]の本は、電子レンジで30秒発酵の本[amazon.co.jp/bk1]の著者と同じであった。本を出すたびに、パンのできあがり時間が短くなってゆくのがおもしろい。天然酵母を使う場合、ふつうだとタネを作るのにも数日かかるところを、1日で焼き上げる。さらにこの方の紹介するパンはこねないので、忙しい人には朗報。でもやっぱりこねるの好き。
 今日はいつもの方法でパンを焼く。まだドライイースト。レーズンがないのでくるみだけ、バターもなかったのでオリーブオイルを代用したら素朴な味のパンになった。

7月2日(水) よもだ亭食ごよみ。

 きのう初桃を食べた。まだ早いかなと思いつつ、だいぶ安くなってきたので買ってみたのだが、じゅるじゅるでおいしかった。今日もじゅるじゅる。去年の記録を見ると、やはり7月1日からさかんに桃を食べ出している。枝豆はだいたい6月の半ばごろから食べている。

7月3日(木) 

 国立科学博物館の「江戸大博覧会」へ行くまえに新宿のチケットショップでチケットを買ったら、サービスで江戸東京博物館の「発掘された日本列島展」のチケットをくれた。有効期限が9日にせまっているので、予定を変更して江戸東京博物館へ行くことに。
 博物館を出たあとは駅前のそば屋『元』でいつものごまだれせいろ。ランチサービスで大盛りにできるというので欲張った。ごまだれも底をついた。
 東京ステーションギャラリーの「イ・クトゥット・ブディアナ展」。ほぼ貸し切り状態で幻想的な世界に浸る。大丸の催事場で浴衣やリサイクル着物、古布を売っていたのでちょっとだけ覗く。これから銀座へ行くのに電車で有楽町まで行くか、歩いて行くかをカフェで地図を見ながら相談。どうもわざわざ電車に乗るほどの距離ではなさそう。そういえば昔職場のあった日本橋から昭和通りを銀座まで歩いて帰ったことがあったっけ。八重洲ブックセンターのまえを通ると、「店内散歩健康法」という看板が出ている。店内をくまなく見て歩くと5000歩くらいになるそうな。

 閉店した『レバンテ』(移転して営業)の写真を撮る。通るたびに気になっていながらけっきょく一度しかこなかった。銀座でもデパート浴衣売り場や呉服売り場を歩いて、きもので出かける時に持てそうなバッグを探す。かごと巾着を組み合わせたようなのや、はやりのアタ製のバッグにも惹かれたが、柔らかい素材の編みかごでシンプルな手提げバッグに落ち着いた。これなら洋服にも合わせられる。
 『
グルガオン』で夕食。開店するまで歩き回って時間をつぶした記憶がある。おそるおそる5時半ごろ行ってみたら5時から開いていた。グルガオンディナーを2人分。メニューの中で料理を選べるものは、それぞれ1つずつお願いした。パパド(豆の粉の揚げ煎餅)、グルガオンサラダ(どう見ても洋風)、チーズクルチャ(パンの中にチーズを詰めて焼いたインド風ピザ)とタンドリーチキン、カレーはチキン(マイルド)、海老(ココナッツ風味で酸味がある)、野菜(水分が少なくてサブジ風)の3種類。
 デザートを選ぶ段になって注文を受けに来たのがインド人の店員さんで、説明がおぼつかない。けっきょく何種類かのデザートが載ってお得なコンポートとマサラチャイにした。構成はダル・ハルワという豆のお菓子、マンゴームース、ココナッツアイスクリーム。英語で話しかけられてなんとなくふんふんと頷いてしまってあとで困った経験はあるが、店員さんの説明は曲がりなりにも日本語だった。聞き取りにくいどころか日本語はきれいだった。要するに説明するのが難しかったのだと思う。こういうときは実物を食べてみるに限る。ダル・ハルワは黄色い練り餡のような、温かいデザート。とろりとした甘さでおいしかった。「グレープフルーツのグラニエ」も非常に気になったがコンポートにはないのでわからずじまい。
 ふたたび東京駅まで歩く。

7月4日(金)

 今日は無印の浴衣を着ている。
 売り場で見つけてその場で買った数日後にユニクロでも浴衣を出すというニュースを聞き、その値段と柄の豊富さを見てぐわぁ〜んと衝撃を受けた。無印浴衣¥9800円(単品)、ユニクロ浴衣¥3900(紐・帯つき)。値段を見た限りでは無印の浴衣大丈夫かなと思った。ユニクロ浴衣は発売初日には買い損ね、欲しい柄を探すのに手間取ってようやく手に入れた。
 実際に着てみていろいろな発見があった。洗濯してアイロンをかけてたたんでみたところでもさまざまな品質の違いを発見した。
 このふたつに限っていえば値段を加味しても無印に軍配があがる。きのうも無印の有楽町店でもう一枚買ってしまおうかとさんざん悩んだ(でもせっかくかうなら他で誂えてもいいかなと思った)。
 ユニクロ浴衣は来年に期待しよう。

7月5日(土) 

 暑いのでさっぱりとサラダビーフンを作ってみよう、というオットの提案に一も二もなくうなずく。具はかつての朝食定番メニューであったアルファルファ人参サラダとひよこ豆、それからトマトとシラス。茹であがったビーフンをざるにあげて冷やし、具と秘伝のたれ(?)と和える。中華の麺を使えば冷やし中華だし、スパゲティを使えば冷製スパゲティ。


7月6日(日) 

 きのう初めて生の(アップル)マンゴーを食べた。インド料理店でマンゴーラッシーは飲んでいる。もしかしたら缶詰で食べたことがあるかもしれない。あの不思議な実の感触にはまってしまいそう。きのう買った雑誌にも偶然マンゴーの特集があった。マンゴー熱が……。

7月7日(月) 

 評判のよいラーメン屋さんを見つけたので、太極拳のあとで寄ってみた。このお店は立川にも八王子にもある。亭主は素菜湯麺(野菜ラーメン)、オットは炒飯、それから杏仁豆腐がおいしいらしいので、割引クーポンを使って2人分頼む。中華のお店は味つけが濃いところが多くて、初めて行くときは警戒するのだが、ここはしつこくなくて胃にもたれない。炒飯についていたスープが限りなく透明に近く香りがよい。ラーメンの野菜は炒め上がった状態のままシャキッとしていておいしかった。そして杏仁豆腐。あんなにふわっふわっとした杏仁豆腐ははじめて。喉を通ったあとまでおいしい。
 今日は茶豆を買って帰り、SKIPからは野菜が届いたので野菜三昧。トマトは限りなく甘く、大根は限りなく辛かった。

7月8日(火) 忘年会シーズンのようないそがしさ。

 女三人集まってタカノフルーツバーへ行った。予約受付が間に合わなかったので、余裕を持って早めに行った。幼稚園のお迎えがあるので待つわけにはいかないのである。
 くだもの屋さんに来たのだからくだものをいっぱい食べよう、と思うのは少数派か。せっせとお皿にくだものを取っていたが、気がつくとみんなはまず先に実演オムレツコーナーに並んでいる。オムレツは友人にまかせ、パンや飲み物、サラダなどを取り歩く。へたをすると食事をしているより行列に並んでいる時間が多くなる。こりゃ綿密な作戦が必要だわ、ってそうしょっちゅうくるわけでもないので食べたいものが食べられればそれで満足。マンゴーはなかった。

7月9日(水) じゃがいもとねぎのスープはパリ近郊イルドフランスの家庭料理だって。

 昼食:トマトがいっぱいある。きのうオットがひとり昼食のときに、長ねぎとブレイズにしたらおいしかったというので、いつものなら「作って〜」というところだが、手順を聞いてやってみた。適当に切ったトマトをフライパンに入れます。適当に切った長ねぎを入れます。オリーブオイルをちょっとかけ、塩で味つけて(カレー粉を加えてもよし)蓋をして加熱します。トマトの汁が出てくるのでスープのよう。食べるときにおかずのひよこ豆も入れてみた。あとは炊きたての玄米ご飯と納豆。この納豆はもらいもので藁に入っていた。
 夕食:じゃがいもがいっぱい。SKIPから届いたのと、下の階の人が芋掘りに行ってそのお裾分けにくれたのと。オットが「丸元淑生のからだにやさしい料理ブック スープ・ブック」を持ち出してきて、60ページにあるじゃがいもとねぎのスープを作ってみないかと言う。見てみると、じゃがいもと同量の長ねぎ、水、塩と黒胡椒だけでできる。ストックも使わず水だけなのでほんとうにおいしいのかなと思ったが挑戦してみた。をを、簡単。そしておいしい。

7月10日(木) 御用達の予感。

 かはく(国立科学博物館)の付属のレストラン(精養軒)はリニューアルされて、『ミュゼバサラ上野』になった。江戸大博覧会を見たあとで行ってみる。静養軒のあったみどり館は閉鎖され、新館の奥まったところにあった。お腹も空いたし天気もよくないし、美術館・博物館付属レストラン評論家としての好奇心もあって入ってみた。
 今までより格段に本格的なメニューがそろっている、というが、ランチタイムには博物館ならではの恐竜の卵コロッケや手頃な値段のメニューもある。亭主はハヤシライス、オットはマヤ文明展以来好評につき出し続けているマヤカレー(ピーマンのカレー。黒米?入り)。ハヤシライスに関しては精養軒の方が好み。博物館を訪れる子どもに本物の味を、という考えには大賛成だが、わざわざ冷凍のミックス野菜を入れなくてもいいのでは。

 藝大美術館を回ったあと、おいしいコーヒーが飲みたい発作におそわれて、立川へ急行。電車の中で猛烈な睡魔に襲われる。『黎明舎』へ行くと、おめあてのカマンベールタルトがメニューから消えている。風うたいCLUBのケーキを出しているのだそうだけど、もう作ってないのかしらん。で、オットも好きな黎明ブレンドとエンガディーナ(くるみが入ったキャラメルの、ビスケット生地のケーキ)を1ついただく。
 夜は同じ立川にあるベトナム家庭料理の店『コム・ベトナム』。初めてなのでコースと飲み物(生ビールとパインのフルーツシェイク)を注文する。コースはパパイヤのサラダ、3種類の生春巻揚げ春巻魚のカリカリ揚げ(ライスペーパー包み)、イカとキューリの炒め物、レモングラス炊き込みご飯と麺(フォー)を1つずつ、デザートはバナナとタピオカのぜんざいまたはベトナムコーヒーで、せっかくだからぜんざいを頼み、やっぱりベトナムコーヒーも飲みたくなって追加注文した。
 料理の詳しい感想はまたいずれ書く機会があるかと思うが、まさに家庭料理そのもの、心がこもっていてどれもすばらしくおいしかった。また来よう。

7月11日(金)

 SKIP野菜完全消化。2週間に1度なら量を増やしてもよさそうだけれど、冷蔵庫の問題もあるので毎週にしておこうかな。

7月12日(土) あっちこっち改装中だらけ。

 マイシティの地下の『PARK DELI 3/7』がなくなっていた。このまえ行ったのが先月の末で、機会があればオットを連れてこようと思っていたのに。いつの間にかお店がなくなってしまうのに慣れっこになってしまっている。お店出す側も、撤退するのに慣れっこになっているのかな。

7月13日(日) 

 きのう桃が届いた。りんごと見まごうような赤さに惑わされてさっそく食べてみたらまだ硬かくて食感もりんごみたいだった。でもおいしさの予感がする。
 スタジオのメンバーの舞台を観に武蔵中原へ。駅前の香港料理のお店で食べたレタスのマスタードソース炒めがおいしかった(頭にツーンときたけど)。

7月14日(月) 

 きのう買い物の帰りにわたしの前を不思議なイヌが歩いていた。バセット・ハウンドに似ているけどちがうような気もする。子犬のようで、リードにも慣れていない様子。そのイヌがふと後を振り返ってわたしと目が合うと座りこんだ。
 飼い主さんに聞いたら「ぷちばせっとぐりふぉんばんでーん」という犬種でまだ生後4ヶ月なのだそう。とても人なつこいワンちゃん。
 犬の名前はすぐ覚えられる。覚えた記憶がなくても犬を見ると犬種の名前が出てくる。この特技、どこかで役にたたないだろうか。

7月15日(火) 

 暑い時期のお弁当はなかなか大変だけれど、くだものとナッツ類は重宝する。
 体を動かすようなときは特に、消化の早いくだものだと食後に眠くならない。くだものだけでは物足りないときはアーモンドやくるみをちょこっと。

7月16日(水) 

 あれから毎日桃を見ている。なかなか踏みきれない。相変わらずの貧乏性。
 今日はめずらしく夕食がひとりである。レタス半個を蒸し炒めを作ってみた。イメージは先日食べたレタスのマスタードソース炒め。さらにエスニック感を出したかったので、ベトナム料理でピーナッツを使っていたのをヒントにアーモンドとくるみをパラパラッとかけてみた。賞味期限の切れたマスタードシードも出てきたので使った。細かくくだいたアーモンドがクリーミーで予想とはずいぶんちがったものになってしまった。

7月17日(木)

 朝起きたら、部屋が桃の香りに満ちていた。朝いちばんに1つずつ食べて、残りは冷蔵庫へ。

7月18日(金) 今朝の桃はさらに甘かった。

 多摩動物公園へ。高幡不動で降りた親子連れの女の子が、「いいな動物園へ行く人」と言っていた。ついたらお昼だったので、まずアフリカ園の食堂で腹ごしらえ。オットはホットケーキ、亭主は中村屋の野菜カレーを選びかけたが夕食にカレーを食べるかもしれないのでハヤシライスにする。施設付属レストランのハヤシライス比較評論家の性(さが)である。国立科学博物館の元付属レストラン精養軒のは長時間煮込み系の濃厚タイプ、こちらはのトマトの風味が効いていて、あっさり系でありながら味がよくなじんでいる。
 平日でさらにどんよりとした天気なので人はほとんどいない。動物たちもこのときとばかりにあられもない格好をして寝そべっている。ちょうどお食事中か食後の昼寝といったところ。オランウータンがなぜかアフリカ園にお引っ越し(オランウータンはアフリカの動物じゃないのね)。歩道を横切る孔雀を追いかける人間の子ども。セイロン象は鼻や尻尾をぶらぶらさせながら、体全体を揺らして踊っているかのようだった。人間が坐って脚を組むときのように、片方の後ろ足をもう片方の足に絡めようとしたり(長さからいって絡みはしないのだが)、あの大きな象があんなに軽やかに動くとは。しかも50歳近くのご長寿だそうで、見習いたいものだ。アフリカ象はどっしりしていたけれど、種類の違いか、本人の性格か。ここ1年以内に何種類かの動物の赤ちゃんが生まれている。虎を見ていたらガイドのおじさんが「残念だなぁ、虎の赤ちゃんの公開は明日からなんだよ。虎は野生でも繁殖が難しくて、こりゃほんとに虎の子だぁ」と言っていた。また来ます。近ごろ人間はもとより、動物の動きにとても興味がある。
 ここは動物を見るだけでなく、ただ歩いているだけでも楽しいし気持ちが良い。今日は涼しいのでいくらでも歩ける。オットは展望台の階段を自分から進んで登っていくわたしを見て感無量だったそう。
 夜は予想通り『マユール』で。昨年動物園に行ったときと行動パターンがまるで同じ。

7月19日(土)

 バレエのレッスン中に捻挫をした。4年前とまったく同じ所を同じようにやってもうた。ただし、4年前は発表会の2日前に、朝のゴミ出しのときにやったもので、それと比べると今回はいちおうレッスン中という大義名分があるし、発表会までまだ間がある。タイミングがうまくなったというべきか。

7月20日(日) 日曜なのでかねひろ治療院は休みだろう。明日は祝日らしいがたぶんやっているだろう。

 おもしろいように腫れたので写真を撮っておいた。
 こんなときに発表会の練習を休むとかえって落ち込むので出かけて行って、エラソーに椅子に坐って見学していた。帰りは遅くなってタクシーを使った。運転手さんがビスケットをくれた。

7月21日(月)

 9時10分まえくらいに起きて9時ちょうどにかねひろ治療院に電話をかけて10時の枠が空いているというのでその10分後には家を出た。華麗なるフットワーク。とにかく応急処置がよかったとのこと。スタジオのみなさまありがとうございました。
 SKIPの野菜にピーマンが入っていた。そのままかじってもおいしいという噂を聞いていたので、生で食べた(スライスして)。

7月22日(火) 今夜は断水。早く寝よ

 4年前のときに捻挫を甘く見てはいけないということが身に浸みてわかったので、おとなしくしている。かねひろさんに教わったライス――Rest(安静)、Icing(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)は7割くらい守れているかな。家の中でも歩くし、椅子に坐っていることが多く足は下に垂れている。
 久しぶりに日本風カレーが食べたくなったオットは、買い物へ行ってルーやカレーの材料を買ってきた。食べるのは明日。今日は下ごしらえ。

7月23日(水) 

 朝、いちばんに熟れどきのアップルマンゴーを食べる。月曜日に届いたSKIP桃も隣で「食べて」と言っている。そう、これも早く食べてあげなくちゃ。ということでおやつにじゅるじゅる。
 夜は待望のオット作日本風カレー。ルーはS&Bのカレーフレーク直火焼き。具は茄子とじゃが芋と鶏肉と玉ねぎ。残りは明日カレースパゲティにする。

7月24日(木) お昼はもちろんカレースパゲティ。

 暦の上ではきのうが大暑。去年の今ごろはとっくにもやし作りを休んでいたはず。これって新しい屋根の効果? まさか。ベランダのミニトマトも太陽を待ち望んでいる。
 パンを焼こうと思ったけれど踏ん張れないのでやめた。代わりにラタトゥイユとご飯1人分を混ぜた雑炊っぽいものをオットが考案。さらに、じゃが芋と煮豚のナンプラー煮というのもご披露いただいた。茹でたじゃが芋とコンビーフのサラダにも見える。

7月25日(金) もやし愛好家におすすめの本

 今日はパンを焼こう! とはりきって朝食のあと用意をしていたら、イーストがほとんどなかった。9時まえ。まだスーパーも開いていない。たまにはりきるとこうだ。オット、開店を待って買い物に繰り出す。
 昼食後、パンをオーブンに入れてからかねひろ治療院へ。めざましい回復を遂げている。月曜日以降おとなしくしていたことをほめられた。また調子に乗ってずっこけないように注意せねば。

7月26日(土) けっこう歩いた9918歩

 朝日カルチャーセンター立川にて、森下洋子さんの講演。
 今日は昭和記念公園で花火大会があるため、お昼過ぎに立川駅についたころから人がたくさん集まってきている。本当に混雑するのは夜だけれど、この足では不安なので立川を離れ、『インペリアル』でシーフードカレーのひとりご飯。

7月27日(日) きのうはベランダから花火を見た。

 朝、ミニトマトが落下していた。幹の上でじゅんぶんに(落ちるまで)熟し、皮が厚くしっかりしているので落ちても支障はなかった。そんなこと言うとまるで高糖度みたいだが、トマト第1号はビー玉くらい小さくてちょっとすっぱかった。

7月28日(月)

 別館から天ぷらをいただいた。

7月29日(火)

 オットの即興料理、地元産モロヘイヤのトマトスープカレー風味。今までお浸しくらいしか食べたことがなかった。今まででいちばんおいしいモロヘイヤ料理だっ。

7月30日(水)

 オット、本日の即興料理はトマトとじゃが芋とピーマンのサラダ。つまりポテトサラダにピーマンとトマトを入れたわけである。水分の多いトマトとポテトを混ぜる、ちょっとイメージが湧かないもしれない。ドレッシングのオイルが膜となる(とは丸元さんの説)ので、新鮮味がある。

7月31日(木)

 今年のミニトマトは、食べごろになると落下する。だからトマト拾い。今年はアブラムシがほとんどいなくて楽だと思っていたが、7月をすぎるとちらほら。今までのよりひとまわり大きくて足も長い。そのぶん、払いやすくはあるけれど。
 スーパーに地場野菜コーナーというのがあって、今日は小さな玉ねぎを買ってきた。これをマスタードソース炒め風にしたらどうかと思って試してみた。例の賞味期限切れマスタードシードしかなかったので風味はいまいちだが、普通のマスタードを入れるとか、お醤油を垂らすとかすればいい感じでしょう。

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